【第3区間】
便名:CX716
機材(機番):B777-300ER (B-KQI)
発:シンガポール(SIN)
着:香港(HKG)
飛行時間:3時間18分
ラウンジ:T4 キャセイパシフィックラウンジ
ヘッドホン:メーカー・型番とも不明(ノイズキャンセリング機能付き3ピン仕様)
今日明日と連続でキャセイパシフィック航空(CX)のフライト。計画時点では本日A330-300、明日A350-900と言う機材リレーだったが、予約してみたらどちらもA350-900となってしまい「つまんねー」。ならば香港→シドニーをカンタス航空(QF)便に変更して貰おうとしたのだけど、予約の都合でできないとのこと。世界一周航空券だからと言って何でもOKになるわけではないのだな。ところがラッキーなことに、いつの間にか当便は777-300ERに再度の機材変更。発券元であるJALに電話して座席配置を確認、古臭いリージョナル仕様(73Z)だったら日程から変更しようかとまで考えたのだが、幸い長距離仕様(77A)とのこと。シート番号のみの変更にとどまった。
出発は18時だが、ラウンジを堪能すべく13時過ぎに空港到着。キャセイは何故かワンワールド他社と異なるT4、公共交通機関でいったんT2に着き、そこから24分おきと言う長間隔のバスで行かなければならない。他にメジャーエアラインは大韓航空とベトナム航空くらいしかなく、他はLCCばかり。ちなみに同じワンワールドでも他社はすべてT1?なぜなんだキャセイ。チェックインカウンターも昼過ぎの便が出たばかりでほぼクローズ状態、留守番的に一人だけ。香港での乗り継ぎが24時間以内のため、シドニーまでスルーチェックインされそうになるが、荷物を持って町に出るからと言って香港までのチェックインをして貰った。
1日4便用としては広く良い雰囲気のラウンジは、ダイニングエリアが独立。名物の担々麺ほかさまざまな料理を食べられる。が、旅行者のブログで見たチキンライスはなくてガッカリ。メニューは変わるものだが、担々麺同様に不動のレギュラーだと思っていた。
土壇場での機材変更は、キャセイの得意芸、搭乗して客席に入るまで安心できない。外から見て仮に777であっても、乗ってみたらガッカリなコンフィギュレーションと言う可能性も…幸い、予約時に聞いた通りリバースヘリンボーンタイプのシートだった。3時間ちょっとのフライトであり、アメニティはなし。
定刻より少々遅れて出発したものの飛行は順調、早着らしい。CXへの搭乗は2019年のバーレーン弾丸旅行以来だが、あの時は中距離便で今回は近距離便、時間のせいか担当レベルのせいか、サービスは速いが全く愛想がない。エコノミークラスなのに黒服(チーフ)が挨拶に来た前回とは雲泥の差。もっともオーダーやリクエストには確実に対応されているので、放置プレイかと思うことのある欧米系とどちらが良いかは好みの問題。食後、短時間だがフルフラットにしてウトウト。
機内食はワンプレートでなく、前菜とメインが分けられてくる。メインは3種類からローストチキンをチョイス、程よい焼き上がりと質感溢れる鶏は美味しかった。ドリンクにノンアルコールのオリジナル「キャセイディライト」をオーダーしてみたが、思ったほど甘くなかったのは幸いだった。
香港では荷物受け取りを少し待った。JALの素晴らしいハンドリングに慣れてしまうと、どの他社でも待たされた気がしてしまう。
シートはさすがのフルフラット、就寝時間帯でないとは言え個室感もあり素晴らしかった。一方、ソフト面では何となく物足りなさを感じたフライトだった。