9月7日、4日目。バンコクでは2泊します。調べてみるとタイに来たのは2016年以来、街も変わったところが多いでしょう。特筆すべきは都市鉄道の整備が進んだこと。以前は高架鉄道(BTS)が2路線しかなかったのが、最新の路線図を見ると何本もの路線ができています。それと、国鉄中央駅がホアランポーンからクルンテープ・アピワット(旧バンス―)駅に移ったこと。今回はその辺をチェックすることにしました。バンコクの都市鉄道乗りつぶしです。
昨夜が遅かったので、ホリデイインエクスプレスにしては豪華な朝食バフェを摂り、10時に出発。過去の乗車終区間の最終駅・Saphan Taksin(S6)まで2㎞ちょっとを街並み見物を兼ねて歩きました。
・BTSシーロム線(写真上左)
チャオプラヤ川のすぐ手前で途切れていた線路が、川向うまで繋がっていました。終点のBang Wa(S12)まで乗車。
・MRTブルーライン(写真上右)
BTSとMRTは別経営体で、こちらはVISAタッチが使え便利です。BTSもチャージ式ICカードはあるのですが。Bang Wa(BL34)からいったん西へ、現在の終点であるLak Song(BL38)まで行って折返し。Hua Lamphong(BL28)でいったん下車し旧中央駅の現在を確かめたあと再び乗車、Bang Sue(BL11)で新中央駅を見学。3たび乗車しTha Phra(BL01)まで乗車し、Pループ型の路線を完乗しました。バンコク中心部は地下区間となり、退屈でした。
・フアランポーン駅(写真中左)
正式名は「バンコク駅」、かつては「ホアランポーン」と書いていたのだが最近は最初が「ファ」なのが一般的になったようです。行き止まり式で堂々たるドームの元中央駅も、2021年末にその座を新駅に譲り、今はローカル列車が発着するだけの駅に。かつて自分が利用した頃、列車待ちや出迎えの人がぺたんと座り込んで喧騒に溢れていた大きなホールも、今は足音がこだまするだけ。食堂や土産物屋もほとんどなくなり、切符売り場の行列柵が物悲しいです。
巨大なドームの一部はミニ鉄道博物館のようで、綺麗にレストアされた機関車や気動車が7両ほど置かれています。その先にはたくさんの客車が留置され、さながら客車区のよう。元JRの12/14系改造のプレミアム客車もいました。一方で昔ながらの日本製客車も健在、運用から外れた食堂車だけ連なっているのは残念でしたが、木製座席の3等車など綺麗に塗られ現役なのは嬉しいことでした。
・バンスー新中央駅(写真中右)
正式名は「クルンテープ・アピワット中央駅」。巨大な建物の中にタイ国鉄線だけでなく近郊電車や都市鉄道も乗り入れています。コンコースを歩くだけでも疲れます。中国の駅のように、列車ごとに改札があり、自由にホームに出入りすることはできません。なので行っては見たものの、コンコースを歩いただけなのが残念でした。そこそこ売店はあり弁当なども売っていますが、旧中央駅のカオス的雰囲気はなく、ちょっと無機質な印象を受けました。
・BTS ゴールドライン(写真下左)
MRT~BTSと乗り継ぎ、Krung Thon Buri(G1)駅からKhlong San(G3)まで、空港ターミナル移動やマレーシアメトロで見たようなゴムタイヤ車両です。このタイプは乗り心地があまり良くないのですが、全線高架であり周囲の景色が良く見えました。この路線も、終点からまだ延長される計画があるようです。
・バンコクBRT(写真下右)
バンコクにもBRTが走っていることを、出発間際になって初めて知りました。でも2010年には開通していたんですね。軌道上を走ることは無さそうだけど、一応乗ってみようかな?BTSをTalat Phlu(S10)で下車し、Google Mapを見ながら付近を見回すと高速道路の高架の陰にターミナルが見えました。Ratchapruekのようです。無料期間がずっと続いているようです。レモン色のバスに、通常とは逆の右側から乗り込みます。インドネシアもそうでしたが、道路中央に島式ホームがあるためでしょう。
車内はバスそのもの、運転士が運転し普通の道路を走り始めます。ところどころ道路に「BRT」と書かれた優先レーンがあるのと、縁石で仕切られた専用レーンがあるところは停車場。さすがに入ってくる自動車はいませんが、バイクはけっこう平気で入ってました。乗客3名で発車したのですが、中心部に向かうにつれ乗客(特に高校生?)が増え、終点のSathornではギッシリ満員でした。盛況御礼です。ここからホテルまでは5分程度、朝は大きな交差点の向こう側を通ったため、気付かなかったのでした。17時に帰着、7時間の活動でけっこう疲れました。
バンコクのガイドブックは借りて持参したものの最新版ではなく、Covid-19期間中に開通した区間もあったため、結果として行ったり来たりと効率の悪い乗り回りとなってしまいました。ホテルに着いてから改めて交通アプリをダウンロードし、過去と今日に乗った区間を確認、明日に備えました。
Holiday Inn Express Bangkok Sathorn 泊