なんと2017年10月以来で、2度目の参加。今回は元会社の旅鉄仲間で、つい最近になって拓郎ファンと判明した人を半ば強制的に連行。ライブハウスとか縁のない人って、こういう導きがないと知らないままですからね。会場は四谷三丁目、ソケースロック。
参加に当り、今回は最初から一曲歌うつもりで久々にギターを引っ張り出して2人でカラオケ行って練習した。同行者はカラオケ以外の場所でマイクを握ったことなどない人なので、良い機会だからメインボーカルをお任せし、自分はサポートする心積もりで。自前のギターを持参するつもりだったが台風の影響で時おり激しい雨、湿気に晒したくないので小物類だけ持って行くことにした。そしたら同行者、先日から調子の悪かった喉が本格的にダメで見学のみって言うじゃないですか。えぇせっかく練習したのに勿体ない…なのでソロでステージに上がり、練習した曲は次に回し、ぶっつけ本番で「ああ青春」を歌った。お借りして弾いたギブソンJ-45は弾きやすかった。
前回は全くの部外者で、あまり周囲との話もしなかったように記憶しているのだが、今回は何人か、親しく話をして知り合いになれた。楽曲の話、ギターほか機材の話、他のお客さんやミュージシャンの話。中でもPRISMのキーボード・渡部チェルさんの話が出てきてお互いにビックリ。全くジャンルの違うイベントで彼の話で盛り上がるとは。
数年の間に中心的メンバーが亡くなったり(弾かせて頂いたJ-45はその彼の遺品)闘病生活で参加不能になったり、Covid-19もあって参加者が減ってイベント存亡の危機だったりと、残念な話も聞いた。だが本日の盛況を受けて、年内もう一度の開催が決定。その時までに練習を重ね、もっと良い歌を披露できるようになっていたい。同行者も、見学に留まったとはいえ満足して貰えたようで良かった。写真は今回も一曲だけ、「全部抱きしめて」を歌った店長コバさん。