先日のドイツ旅行は従来通りに、事前手配の航空券/鉄道/ホテルは自分が支払い、現地発生する飲食/入場料等の支払いは友人が行い、帰国後に案分した差額の調整をすることとしていた。その現地支払いで、カードのタッチ決済が一般化していることを改めて認識し、自分の持つカードもタッチ決済対応カードを再発行して貰った。手持ちのカードに対応カードは一枚も無かったのだ。
7月の渡航時にも、タッチ決済の普及は感じていた。カード払いを申告すると、決済用ハンディターミナルのタッチ部分をまず示されることが多かったのだ。そうでなければ、差し込んでICチップを読み込む。それすらダメなら、カードをスワイプさせる。どの方法でも決済できることに変わりないが、タッチ決済は所要時間が圧倒的に短い。今回は日数が長く決済回数も多かった(平均して1日5回くらい)ため、そのメリットがとても目立った。
これまでタッチ方式対応カードの切り替えは、クレジットカードの有効期限が来て再発行になるタイミングで良いと思っていたが、こうもタッチ方式が普及したのであれば、一刻も早い方が良い。帰国した翌日、カード会社に電話した。紛失盗難ではないためカード番号は変わらず、あちこちのサイトでの支払いカード登録変更は不要。そして再発行手数料は無料だった。ついでにエンボスレスになってくれたら良かったのに、そこだけは残念だった。残念と言えば、メインで使っているカードが非対応なのは何とも国際的でないと言ってしまおうか。