幸区を歩く2回目。時間がないので全体を3分割することにし、川崎駅へ出る用事のついでに2回目を歩いてきた。
(2)川崎駅西口から多摩川へ【(地図)】
ラゾーナ川崎を抜けた裏手にある女躰神社(写真下左)を経て多摩川へ(写真上)。ここから上流へひたすら歩いてゆく。途中工事中でいったん土手から降りるが、全体に眺めが良い。ただすぐ脇を走る多摩沿線道路の車の音がけっこう気になる。身の危険はないのだが。R1まで歩いたらゴール。御幸の名は天皇行幸に際して付けられ、さらに幸区の名の由来なのだとも。
(3)鹿島田駅から古市場を巡り御幸公園へ【(地図)】
前コースの終点が本コースのほぼ終点でもあったので、本コースは逆行するスタイルとした。御幸公園から再び多摩川の土手を少し歩き、古市場から住宅街へ、ただし妙に広く細長い幅の公園や緑地から思うに、古くは多摩川かその支流が流れていた跡なのでは?一瞬だけR409(府中街道)を歩いて春風公園、称名寺を経て、鹿島田駅前通りを歩いて鹿島田駅でゴール。
(4)鹿島田駅から横須賀線かいわいへ【(地図)】
時間体力気力に余裕があったので、もう1コース。鹿島田駅から駅前通りを信号1つ分だけ戻って左折すると、見落としそうに細い小川が流れていた。大師堀、二か領用水の一部なのだと。住宅の裏を流れ狭い(写真下中)が、アメンボだけは大量に居た。歩道は確保されているが周囲は雑草だらけ、住民の関心は薄そうだ。南武線を超える辺りでいったん離れるが、再び戻るとこちらは川幅が広がり、車も通れる道が両側につき住民が植えたり置いた草花が賑やか。住む人の意識と行動でずいぶん印象が変わる。御幸跨線橋で二か領用水と別れ、近年整備された一本道を新川崎駅近くまで歩く。右手は三菱ふそうの工場、左手は新しい工場やビルで面白味がない。新川崎駅への跨線橋から、シンボルであり過去に自分のオフィスがあったツインタワービルそして新鶴見機関区を眺め、ゴールの鹿島田駅に至った(写真下右)。
多摩川の土手は、何度通っても気持ちが良い。今日はヒバリの声を聴いた。鹿島田/新川崎界隈はむかし勤めていたのでそれなりに知っているつもりだったが、二か領用水の道は初めて歩き発見があった。新鶴見では古豪EF65PFが何両も現役で見られ嬉しかった。幸区はあと1回、コースの多い麻生区を追い越して先に終了してしまいそうだ。
本日の歩行距離:約10.0km
通算の歩行距離:約135.8km