東日本の島々はあらかた行ったので、離島制覇は西日本への遠征ばかりとなる。今回は山陰・島根県隠岐を目指す。隠岐は島前(どうぜん)3島と島後(どうご)1島に大別されるが、島後は過去に訪問しているので島前3島を回る。それがまさか、とんでもないトラブルが起こるとは。
6月9日の夜行バス(WILLER EXPRESS BE9151便)で出発。19時台と早い出発だがカーテンは閉じられ、休憩放送は海老名と23時頃の遠州森町まで。夜中に気が付くとスマホに知らない番号からの着信が数度それにメール。明日借りるレンタルバイク業者からで、「5月に発生したシステムトラブルの影響で、いったん配車したバイクを誤って引き上げてしまい、明朝お貸しできません申し訳ありません」と言う連絡だった。ガッデム!夜中にスマホを弄り回し、バイクなしでも島までは辿り着けそう、そこから先は出たとこ勝負と方針を決め再び寝る。
10日に入り土山、加西、大山(だいせん)で休憩、定刻に米子着。バスはこの先松江、出雲市、出雲大社までゆく。久しぶりのWILLER「コモド」シートだったが、ちょっと眠りが浅かった気がする。座席のせいか、3列席が車体後部に配置されているせいか、体調の問題か。
ここから予定外の行動。JR境線で境港、連絡バスで七類港。窓口で事情を話し、計4区間の原付予約を取り消して貰う。幸い取消料金は発生しなかった。フェリーで2時間、知夫離島へ。ターミナルの案内所で島内を回る手段を相談したところ、原付のレンタルバイクがあるとのこと。空きがあったので夕方ギリギリまで借用。車種はヤマハビーノ4st、車種は変わったけどレンタルバイクで島めぐりは予定通り。レッツゴー!
小さな島だがアップダウンは激しい。それと、島内いたる所に牛が放牧されている。沖縄と違うのは、柵の向こう側だけでなく道路にも寝そべっていたりすること。脇をゆっくり通れば大丈夫とは聞かされたが、2度ほど数頭で完全に塞がれかつこちらにノッソリ向かってきたので、Uターンして逃げた。赤ハゲ山からの展望、本当に真っ赤な赤壁、豪快なアップダウンと、初日から離島の雰囲気を満喫できた。午後からぽつぽつと降り出し、持参したレインコートが役立つ。本降りになったので1時間早く切り上げ、それでも島内くまなく走れたので心残りはなし。宿もちょっとお高めだけあって行き届いた設備と接客。夜は土砂降りかつ雷鳴まで。
本日の走行距離:39km
[民泊 小新家本店 泊]
【6/8(土)】
バスタ新宿 1940
(WILLER BE9151便)
[車中泊]
【6/9(日)】
米子駅 0645/0730
(JR)
境港 0817/0824
(連絡バス)
七類港 0839/0930
(フェリーくにが)
★知夫里島(来居くりい) 1130
1130~1700 レンタルバイク
1700 コミュニティタクシー(→薄毛)