コワモテ国家の印象が強いイスラエルだが、実はハイテク産業国家でもある。その内容とそうなる理由とそうなれる社会システムについてコンパクトに解説。 この手の本は過去にも読んだことがあり目新しい部分は少なかった。
一つ気になるのは、このシステムから零れ落ちた「劣等生」はどうなるのかと言う点。みんながみんな、優秀なエンジニアになり起業できるわけではないだろう。そういう人間の行き場はあるのか。そういう人間に対する処遇や社会の目はどうなのか。ひょっとして海外に脱出しないと生きてゆけないとか…?
関係ないが、先日担当したクルーズ客船のパーサーがイスラエル国籍だった。サービス業のイメージのない国だったので、ちょっと驚いた。
2024年8月12日 ライブ帰りの電車にて読了