日本は「一億総平等」と謳われたのは昔の話、今は実態も意識も「二極分化」が進行していると言うが本当なのか?著者がアンケートや統計を分析する。
この手の分析は延々と数値を文章化しただけで読んで面白くないことが多いのだが、本書では適度に著者のコメントが入りあまり「ページを飛ばそう」と言う気が起きなかった。
結論としてはやはり、日本でも格差は拡大しているよう。そして自分は統計上どの辺りにいるかと言えば、同年代平均よりはチョイ上くらいか、まあ他人と比べてどうかはあまり気にしない方なのだけれど。
できれば巻末に、今後のトレンドについての予測が欲しかった。
2024年5月19日 浜松より戻る普通電車にて読了
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