日々のつれづれ(5代目)

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2020年10月16~18日 【旅行】宮城牡鹿半島の離島めぐり(2)

2020-10-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 10月17日、2日目。今日明日は牡鹿半島の離島めぐり。駅前の宿から、旧北上川畔にある「中央発着所」まで1kmほど歩いてゆく。途中のコンビニで昼用のおにぎりと、携行食を買った。あいにく小雨。

(1)田代島
 中央を出航し、加工近くの門脇からどっと乗ってきて乗客は50名くらいになったか?観光客3で釣り師7くらいか。「猫の島」として有名な島だが、果たしてこの雨で猫がそこら辺にいるものか、期待と危惧が交錯する。大泊で下船、昼の便は荒天で寄航しないのでもう一方の仁斗田港を利用するよう船内放送があった。

 下船するとアッいた!でも結局3匹。釣り師のクーラーボックスの周りをうろうろ、獲物はないと判るとトトトと離れてゆき蹲る。さてこちらは島内ウォーク、迂闊にも「みちのく潮風トレイル」の一部に設定されており、折角ならそのコースを丹念に歩けば良かったがあいにくと時間の余裕がない。
 港から高台に上がり、小さな祠「猫神社」を過ぎ廃校を利用したカフェ&物販「にゃんこ共和国」でコーヒータイム、ここは建物周囲に10匹以上がたむろし、観光客を喜ばせている。一方で建物内には入れないよう配慮されている。休憩を終えて歩き出すとついてくる猫。追わずにしゃがむだけでじっとしていたら、膝の上に乗ってきた。残念だがエサはないし、あってもやってはいけない。

 更に歩いて「マンガアイランド」で何十人もの漫画家によるネコの画を眺めたあと、仁斗田港から網地島へ向かった。

(2)網地島
 この島にも二つの港があり、最初に着いたメインの網地で下船。田代島と異なり静かで、他に下船客はいなかった。
 島は南北に約5km、中央を一本の道が通り、両端の集落(港)を結んでいるのを歩いてゆく。ここも「みちのく潮風トレイル」の一部。途中、好展望地への1km近い脇道を往復、期待ほどではなくガッカリ。雨が上がったのが幸い。

 早めに長渡(ふたわたし)港に着き、ドアつき待合所の中のベンチで昼寝。出航15分前に腕時計のアラームをセット、以前沖縄で寝過ごして乗り遅れたことがあったからね…起きて桟橋に出るが全く船が着きそうな気配がない。そこに居た地元の方に尋ねると「今日はこっちサ来ないよ?スマホで確認しながったの?今日は島に泊まりだナ」うっそぉ…船内でも何の案内もなかったじゃん、島内放送もなかったじゃん…島に置き去り。

 もう一人いらっしゃった方に宿を尋ねると、港から上がった高台に民宿があると。行ってみるが他に客が居て泊められないと。もう1軒見つけた旅館へ行き、今はコロナ騒ぎでやってないと言うところ三拝九拝して泊めて頂ける事になった。冷えてきた東北の島で、危うく野宿のピンチ脱出。「営業してないもんだから何もなくて」と言いながらおかず一杯の夕食を出して頂く。予定していた鮎川の民宿へキャンセルの電話をしたが、こちらも理解頂きキャンセル料不要にして頂けた。暖かな部屋と満腹の幸せを心底かみしめた夜。

 教訓:離島航路に乗船の際は運航状況を小まめに確認しよう

石巻中央 0900
(船)
田代島大泊 0936
(徒歩)
田代島仁斗田 1334
(船)
網地島網地 1352
(徒歩)
網地島長渡 1638のはずが抜港されて乗船できず
[網地島 泊]

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