2007年8月18日～19日 バルト旅行(８～９日目)

　いよいよ帰国日です。

　朝一番に、昨日のリベンジで「工業技術博物館」へ。ここは産業・科学関連のさまざまな物が展示されており、ざっと居て２時間。まともに見たら丸１日!?一部が改修工事でクローズされていたのが残念でした。

　もう１箇所友人の希望があったのですが私のガイドブック紛失により正確な行き方が分からず、迷ってる時間はないので訪問を断念、ごめんよー。その代わり、モノレールに乗ってみました。モスクワにもあったとは…リニア式ですがとてもノロく、試運転レベルなのかもしれません。終点ではほとんどの乗客が折り返していました(笑)。

　最後にホテルでシャワーを浴び、スッキリしてから空港へ。渋滞の可能性があるため早目の移動で、ちょっと時間が惜しいような…めぼしい買い物もなく機内へ。ほぼ満席の中、ツアコンが客の席がバラバラになったとCAに延々クレーム。座席コンピュータシステムの不満をCAにぶつけてどうすんだろ、あなたがそのCAを釘付けにしてる分、他の人へのサービスが滞るんですけど…

　友人が誕生日だったのでCAさんにチョットした心遣いを頂き(有難うございます)、大満足のサービスを受けて旅を締めくくりました。１時間しか眠れなかった…帰宅したら明日に備えてちょっと寝よう。

　準備不足の点は多々ありましたが、楽しく有意義な旅行でした。　（おしまい）

2007年8月17日 バルト旅行(７日目)

　旅の後半で疲れを考慮してと言うわけではないのですが今日はのんびり、昨夜のうちに列車で移動したかったのですがチケットの受け渡しの問題とかで止む無く宿泊＆飛行機でロシア・モスクワへ移動です。

　ミンスクには２つの空港がありますが、国際線は離れた所にある第二空港から、成田なんてメじゃないド田舎(笑)から、ベラビア航空のTu-134Aは轟音と共にモスクワへ。１時間半ほどのフライト。この機内にロシアのガイドブックを忘れたようです。さぁどうする！

　地下鉄の地図だけ買い、何となく覚えていた目的地１へ。見事辿り着きましたが残念、入館時間の終了10分後の到着でした。この辺は毎日21時半頃まで明るいので時間の感覚が狂いがちです。友人の希望する目的地２はメトロを乗り継いだ軍事博物館、１時間ほどかかって辿り着きましたが何とか間に合いました。お目当ての兵器にも出会えた友人、思いがけず興味深い列車砲や飛行機を見た私とも大満足ですが、おかげですっかり遅くなってしまいました。

　（モスクワ泊）

2007年8月16日 バルト旅行(６日目)

　今日はバルトの国々とお別れ、ベラルーシ・ミンスクへ列車で向かいます。今回は当初の計画よりずいぶん列車利用の区間が減ってしまい残念。時間に制約があるためとは言え悔しいものです。

　機関車＋客車３両の「国際列車」はヴィリニュスを出てすぐにリトアニア側の国境駅に到着、まず出国の審査。10分ほど走ってベラルーシ側の国境駅に到着、入国の審査。所要４時間のうち１時間はこれらの審査で止まっていました(笑)。

　ミンスクはバルトの３都市とは異なり、町並みのスケールが大きく賑やかに再開発進行中、活力を感じます。ここの目的地は「大祖国革命博物館」、例によって友人の希望でしたが中々おもしろく、やはり旅を楽しむ上でバックグラウンドの知識の有る無しは大きな違いとなると痛感しました。

　（ミンスク泊）

2007年8月15日 バルト旅行(５日目)

　一週間の旅行も折り返し点、ここまで体調は順調です。同行の友人は「じっくり準備派」で現場で即座に判断し動くのは苦手な様子。「行き当たりばったり」な自分とは逆のタイプで、見ていると面白かったりイライラしたり。それでも仲良く楽しくやっています。

　今日も朝一番のバスでリトアニア・ヴィリニュスへ。北海道のような牧歌的な風景の中、一般道を高速並みの速度で走ってゆくのも北海道風。やはり入国審査ではスタンプを押されました。

　着いて即、市内観光バスの有無をチェック。あるとの話に申し込み、やってきたのはベンツのミニバンで乗客は我々だけ。ラッキー！歩いて回るには少々広い気がしたので助かりました。

　ところで今日は日本は終戦の日ですが、当地は聖母昇天日とかで祝日。おかげで教会の特別ミサを見ることができたり、お店が軒並み休業で町並みが静かだったり。功罪両方です。

　（ヴィリニュス泊）

2007年8月14日 バルト旅行(４日目)

　朝一番のバスでラトビア・リガへ。バルト三国はEU加盟ではありますが、国境越えするとちゃんとスタンプを押されます。もちろん「スタンプマニア」としては大歓迎。

　ホテル近くから２時間ほどの市内観光バスがあることを知り、効率よく回るために乗車。今日も暑いですしね(笑)。おかげでざっと見終えることができました。徒歩＋公共交通機関じゃこうは行かないなぁ。

リガの見所ははタリンよりも少し広い範囲に分散しています。合間には緑も多く、川があり海も近いので何と無く豊かな土地って感じがします。実際はどうだか分かりませんが…街のあちこちには花売りが。これはタリンでも同じだったのですが、生活の一部に花が溶け込んでいるようで素晴らしいです。

　暑いので毎日、水とビールの摂取量がすごい。帰ったら体重計に乗るのが怖い…

　（リガ泊）

2007年8月13日 バルト旅行(３日目)

　朝一番、バスでリトアニアのタリンへ。いよいよバルト三国入りです。

　５時間と思っていたら時差を忘れていました、プラス１時間かよ…エアコンが効か
ず汗だくになりながらの乗車です。見てくれは立派なバスなのに。これが当地標準の効き方なのか？いや違うはずだ、運転手に文句言ってる乗客が居ます(笑)。運転席窓全開、天井の非常脱出口も少し空けての耐久ランでした。

　ホテル近くからトラム(市電)で駅へ、そして丘を登って旧市街へ。海の向こうにフィンランドも見え絶景です。ヘルシンキまで、サンクトペテルブルグから列車で行く予定でしたが今回は日程の都合でお預けとなりました。

　石畳の町中は行き交うクルマも安全運転、慌しい現代ではないような、ゆったりとした時間が流れます。暑いですけど。有名な教会に入ったりもしましたけど、ここは石畳の町をブラブラするだけで行った気分に浸れます。石段の縁に腰を降ろして一休み。まだまだ明るい中、家路を急ぐ人、公園で遊んでゆく人、中心部は活気があります。

　（タリン泊）

2007年8月12日 バルト旅行(２日目)

　定刻にサンクト・ペテルブルグに到着しました。快適で、寝ているだけなのが勿体ない車内でした。

　とりあえずホテルに荷物を預け、ネフスキー通りを散策しながら海軍博物館に向かいます。途中エルミタージュ美術館も通りますが素通り、ゲージツより交通・軍事・産業系(笑)。川を渡り、ようやく着きました。スケールの大きな町は近いようで遠いです。ところが手持ちのルーブルが足りなく、ATMを探すのにさらに暑い中周辺を歩回り、体力と時間を要して私はもうお疲れ気味です。。。

　知識ある人と博物館へ行き説明して貰えるのは有難い、友人は特に第一次～第二次大戦あたりに詳しいのでバッチリです。とは言えロシア語だけの説明が殆どなのが残念でした。そのあと戦艦「オーロラ号」に回り見学、結局この日に回れたのはこの２つだけ…ブラブラ歩き回った後にメトロ(地下鉄)でホテルへ。あれぇ？最寄りの駅に止まらない。ホームも真っ暗…「休日休業」の駅があるなんてオドロキです。

　いきなり歩き回り、少々脚が痛くなってます。

　（サンクトペテルブルグ泊）

2007年8月11日 バルト旅行(１日目)

　今日から夏休みです。今回はマニアな友人と２人で出かけます。

　出国ピーク？で大混雑の成田(ただし「特典」でスイスイ)からモスクワへ。涼しいと思ったらとんでもなく、暑い…30℃越えてます。

　夜まで荷物を持て余しながら時間をつぶし、23時55分発、伝統の列車「赤い矢」号でサンクト・ペテルブルグに向かいます。今年で運転75年となるらしく、車両には誇らしげなペイントがありました。新造まもない客車で、乗り心地も上々です。

　（車中泊)

追伸
　まさか２日後にテロでこの区間の列車脱線とは…ガクガクブルブル。

2007年8月19日 夏の終わりの花火

　朝、一週間の旅行から帰宅。
　荷物の整理やメール・掲示板チェックで
午前を過ごし、午後は睡眠不足(機内では
１時間しか寝られなかった)のため昼寝で
おしまい。うわっ、日本は日が短いなー(泣)

　夜、ドドドンと音が。近所で花火大会。
部屋の窓からちょこっと眺めて。引っ越して
来た頃は大家さんが屋上を開放してくれた
ものだが、今は頼んでもダメなのかな。来年、
忘れなかったら頼んでみよう。

　明日からまた仕事。忙しい秋に向けて、
気持ちを上手く切替ないと。。。

写真展「鉄道に魅せられて」

　品川で仕事の合間に見かけた写真展に寄ってみた。
　日本の、そして海外の鉄道写真(SLが多い)が展示されていた。馴染みある車両や撮影地、初めて見る海外の機関車、けっこう面白い。

　主催は慶應大学鉄道研究会。そう言えばウチの学校にもあったなー。何で入らなかったのか、たぶん「先輩・後輩」の関係がイヤだったんだろうと思う。それほど厳しい上下関係があったわけでもないように他の人からは聞いたのだけど、とにかく当時から１人で考え行動するのが好きだった。

　ちょっと視野が狭かったかもと言う気もしないわけじゃない。そうした会に入っていれば、もっと交友関係も拡がったし得られるものもあったかもしれないと思うこともある、、、

　2007年8月8日　品川・キヤノンプラザにて鑑賞