日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2018年4月27日~5月6日 【旅行】コーヒー買い付けに?中米周遊(5)

2018-05-24 06:44:02 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今回はベリーズ、グアテマラ、エルサルバドルの三国を訪問する気でプランを立てました。元々は米国→ベリーズ→エルサルバドル→グアテマラ→米国と移動するつもりだったのです。それが毎日運航でない飛行機が主要因でルートを変えざるを得なくなり、結果的に今日はグアテマラからエルサルバドルへ日帰り往復することになりました。と言っても距離は500kmもありませんので、東京から飛行機で関西へ往復する感覚です。

 5月1日、グアテマラシティを6時過ぎに出発のAV589便(N678TA:A320)でサンサルバドルへ。昨日の到着が19時半だったのでホテルを近くに取って正解。スーツケースは宿に置き、デイパック1つで向かいます。予約時はプロペラ機だったのですが何故かジェット、そのため飛行時間たった21分で到着!まだ7時前(^^;

 タクシーで街の中心部の公園に行って貰うと、早くも人で賑わっています。多くの屋台が店開きしています。一方広場の一部にはフェンスが置かれ、何やらイベント準備中。そうか、今日はメーデーでした。何か式典があるようです。

 広場の周辺、市庁舎や大聖堂を見て、適当に歩き回ります。あまり見どころも無さそうで夜の戻り便までヒマだな…3kmほど離れたショッピングモールまで、巨大な屋台エリアを徘徊しながら向かいました。アンダーシャツ200円、ジーンズ700円とか迷ったんですが買う決心ができませんでした。途中、デモ行進に遭遇。写真は撮りますが直ぐに離れます。

 ショッピングモールでは買いたい物もなくエアコンの効いたKFCで早めの昼食、そのまま読書していると昼を過ぎ店内は満席。多くの人がフットボールの中継に見入っていました。

 博物館へ向かいましたが休館、わざわざ歩いてきたのに…35度くらいある中これ以上歩く気もせず、タクシーを捕まえて空港へ。まだ夕方ですがずっとロビーで読書していました。20時過ぎのAV588便(TG-TRE:ATR72)でグアテマラシティへ。帰りは40分かかりました。町だけなら日帰りで十分だと思ったエルサルバドル訪問でした。

 Hotel Villa Tuscana泊
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2018年4月27日~5月6日 【旅行】コーヒー買い付けに?中米周遊(4)

2018-05-23 06:13:20 | 旅行・ハイク&ウォーク
 4月30日。マヤ文明の遺跡は中米のあちこちにあるが、その中でも最大規模なのがティカル遺跡。国立公園に指定され、その面積なんと576平方キロ!紀元前8世紀くらいから紀元9世紀くらいまで続いた町(地域)らしい。日本史で言えば縄文時代末期から江戸時代に相当するといえば、その存在機関の長さが解る気がする。

 宿泊したフローレスの町はその玄関口として栄えているような感じ。8時に乗り合いバンが来て遺跡へ。公園入口で入場料を払ってチケットを購入、車で入れる終点で降り(ここまで1時間半)、ガイドと共に入園チェックポイントでチケットチェック。そこから約8kmと言われ少々驚き。いや構わないけどさ、普通の観光客だと8kmムリって人もいるんじゃないかな?遺跡の広さから言えばこれでもホンの触り。いいですねー。

 世界遺産に指定されたこともあり、新たな発掘や復元はできないらしい。今日観て回る遺跡群も大半は草木に覆われ土に埋もれていたのを発掘し、一部は復元したもの。そういう「謎解き」ができないのは果たして良いことなのか?

 最も高い建造物は地上55mだったか、1000年くらい前の事情を想像すれば、いかに凄いことかと思う。登った高い場所からの眺め、当時はここまで樹木がなかった可能性もあるので、いま以上に広々とした光景が広がっていたのではないか。石の遺産と緑の平野のコンビネーションは、どことなくアンコール・ワット群(カンボジア)を想いださせた。

 フローレスから遺跡までの道は空港脇を経由すると判っていたので、荷物はバンに預けておき帰りは空港で降ろして貰った。アタマいい~!昨日の到着時に予約した5U111便(TG-TAJ:ERJ145)でグアテマラシティに移動。本来はEMB110「バンデランテ」と言うもはや骨董品的な機種で運航されるのに期待していたのだが、本日は客数の関係でジェット機になってしまった。ぐすん。40分で到着、ホテルは行動の関係で空港近くに取った。

 Hotel Villa Tuscana泊
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【映画】タクシー運転手 約束は海を越えて

2018-05-22 20:00:12 | 本・映画・展覧会
 2017年の韓国映画興行収入No.1なんだそうである。たぶん主演のソン・ガンホが人気俳優と言うだけなく、韓国近代史の暗部の一つに相違ない「光州事件」が舞台だったこともあるのではないか。

 ソウルで女の子を抱え貧しく暮らすタクシー運転手が、休憩所で聞きつけた高額報酬の案件に釣られ、ロクに英語を話せないのに外国人記者を乗せて光州まで走ってゆく。苦労して町に潜り込みほうほうの体で直ぐに逃げ出そうとするが、報道されない現地の混乱と市民への弾圧を目の当たりにするうちに彼も「同志」となり外国人記者と行動を共にし、世界へ事実を伝える力になってゆく…物語は実話ベースで、主役のタクシー運転手にもモデルとなった人物がいる。

 割とシンプルなスト-リーの中に、妻に先立たれ貧しく男手一つで娘を育てる大変さ、政府による市民弾圧に対する正義感、タクシー運転手同士の連帯感、色々な感情が絡まりあい作品に厚みが出ている。正義漢ではなく飄々と、手っ取り早く金を稼ぎたいだけの中年男が次第に引き締まった顔つきに変わってゆくのが誰にでも判るだろう。

 光州事件から40年近く経ったとは言え、よく公開できたと思う。昨年11月の訪問前に本作を観ていたら、光州での過ごし方が変わったかもしれない。

 2018年4月27日 JL12便(成田→ダラス)機中にて

追伸
 写真は昨年11月に光州駅に行った時に置かれていたもの。何だろうと思いつつ撮りましたが、いま思えばこの映画のものだったんですね。
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2018年4月27日~5月6日 【旅行】コーヒー買い付けに?中米周遊(3)

2018-05-22 06:42:57 | 旅行・ハイク&ウォーク
 4月29日。ベリーズと言うとマヤ文明よりもビーチリゾートとダイビングの方が有名かもしれません。とりわけ有名なのが「大穴」ことブルー・ホール。ここは多分、ダイビングボートで行くより上空から眺めた方が良い。幸い遊覧飛行もあるようなので、少々お高いですが申し込みました。しかし「他に予約ないので運航予定なし」が続き、前日の確認でも「他には申し込みないねぇ…」と言う返事。夢はあえなく潰えました。こんな感じの光景を見たかったのですが。

 仕方ないので、夕方の移動まで暇つぶしです。朝食を兼ねて町を歩き(写真)、ホテルに戻り11時にチェックアウト。以降は1時間単位で追加料金を取られるというので。荷物をフロントに預け、再び町を違う方向へひと歩き。昼食を済ませて戻り、タクシーで空港へ。

 今日はグアテマラのフローレスへ。バスだと5時間かかります。目的地はフローレスからバスで入ったティカル遺跡、グアテマラシティからのツアーで参加しても良かったのですが、それも往復に時間が掛かる(ベリーズシティからの方が近い)ので。9N4400便(C3-HHL:Cessna208B)は小型プロペラ機、それで45分ほどのフライト。自由席だったので副操縦士の真後ろに陣取り、ずっと観察してました。到着後ATMで現金を下ろそうとしたけど2台引き出せず、10分ほど歩いた3台めでようやく引き出せました。危ない危ない。

Hotel Quinta Maya泊
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【本】清水草一著 「首都高速の謎」(扶桑社新書)

2018-05-21 19:42:02 | 本・映画・展覧会
 不慣れな方、運転に自信のない方にはとかく評判の悪い首都高速、通称首都高。少し前に読んだ「高速道路の謎」に続き、清水氏の著作を読んでみた。

 何しろ対象が身近で、知悉とは言わないまでも相応に走行経験のある道路である。読んでいて実感があり、その分ほほぅと唸るところあり、面白い。トリビア的なネタもあるが、そういう話よりも渋滞解消の具体的な対策、車線の引き方とか中央環状線山手トンネル開通に伴うクルマの流れの変化、それによって変わる渋滞ポイントとか、理詰めの展開が良かった。

 本書には、どの区間はどちら側の車線の方が流れが良い的な記述は殆どない。なので首都高をよりスムースに抜けるためのノウハウ本にはなりえない。だが本書の内容が頭に残っていれば、首都高を走るふとした瞬間に思い出して気分転換したりできるかもしれない。久々に、夜の空いてる首都高を流してみたくなった。深夜でなくても平日の20時過ぎってけっこう空いてるんだよ、首都高って。

 2018年4月27日 JL12便(成田→ダラス)機中にて読了
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2018年4月27日~5月6日 【旅行】コーヒー買い付けに?中米周遊(2)

2018-05-21 06:27:32 | 旅行・ハイク&ウォーク
 風邪薬を飲んでエアコンを高目の27度に設定し寝たら鼻水は止まりました。初日からどうなることかと思いました。

 4月28日。今回はマヤ文明の遺跡訪問が目的の一つ、遺跡は中米各地にありますが今日はベリーズシティから日帰りツアーの出ているラナカイ遺跡へ。昨日の到着後、町中で旅行社へ行って相談しようと思っていたのだけど体調イマイチで出かけなかったため手っ取り早くホテルでお願い。往復交通+ボート+遺跡案内で135USD、カード不可、たまたま持っていたUSDをほぼ使い切ってしまいました(涙)。

 8時半に迎えの車が来て1時間ほど走り、そこで他の参加者と合流。モーターボートでニュー川を北上し、遺跡近くの船着場まで小1時間のクルージング。途中あちこちで減速し、珍しい鳥や植物などを観察する案内もつきます。

 遺跡は石造りのピラミッド(写真)、寺院跡など。マヤ文明は石の文化なので膨大な数の建造物が存在したようですが、発掘や復元されているのはごく一部とのこと。遺跡公園内をガイドされながら歩きます。6名なので多過ぎず少な過ぎず丁度よく、日本からのマヤ遺跡マニアの方がいて色々と教えて下さり有難かったです。
来たルートを引き返し、ホテルには16時半過ぎに戻り充実したツアーでした。

 ホテルのテラスでビールを飲みながら夕涼み、夜になってまた町を少し歩いて店探し、昨夜とは別の場所で夕食しました。

Belcove Hotel泊
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2018年4月27日~5月6日 【旅行】コーヒー買い付けに?中米周遊(1)

2018-05-18 06:30:18 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今年のゴールデンウィーク旅行の行き先は中米。未訪問国をターゲットにまとまった日数が貰えるとなると、中米・カリブ・南米・太平洋になるのです。と言いつつ夏休みは訪問済みのヨーロッパ某国の予定ですが。

 例によってマイレージの修行もします。JL101便(JA8985:777-200)に乗り45分で伊丹、JL3002便(JA616J:767-300)は50分で成田へ。ラウンジでシャンパン飲んでカレー食べて、ここからが本番。JL12便(JA840J:787-8)でダラスへ。追い風が弱いのか11時間11分、15分ほど遅れて到着したため乗り継ぎはヒヤリ。そしてAA2451便(N889NN:737-800)に乗ること2時間25分でベリーズシティに到着しました。長かったけどアメリカから一発で目的地ですのでまだマシ。大抵マイアミでもう1回乗り換えが必要ですからね。ちなみにアメリカの税関申告書(青いインクの縦長の紙)が不要になっていました。代わりにESTAの機械でチェックされます。

 空港からタクシーでホテルへ。日中の到着なため午後はさほど大きくない町を歩こうと思っていましたが、機内で2時間しか寝られなかったのと強烈な日差しによる気温差で鼻水が止まらないため、ホテルで静養しました。気温は30度ちょっとだと思うんだけど、ヤバい風邪引きそう…写真は夕食に出かけた時に町の中心部。

Belcove Hotel泊
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2018年4月26日 【物欲】睡眠センサはお手頃価格?

2018-05-17 06:58:04 | 各種物欲
 日経TRNDYとかDIMEとか、物欲刺激雑誌は見出しを読む程度、じっくり読むと欲しくなっちゃうモノがあったりするので…逆に言えば見出しを見て記事を読む時点で大抵は物欲発動しちゃってるわけです。発情じゃないからね!

 (通販番組風に)さて今日ご紹介するのは、寝床に敷くだけで各種データを計測しスマホに送り、睡眠の質を診断してくれる優れモノです!(どんどんパフパフ~♪)商品名はノキア スリープ(Nokia Sleep)と言います!あとはリンク先(公式Web)を読んでください(^^;

 モニタ記事があったので読んでみたが、セットアップは簡単そう。それでいてそれなりのデータは取れる模様。今がどうか基礎データの取得に、そして時間が経った体調が悪い時に比較のために。単純に、自分の眠りがどうなのか判るって興味本位なこともあるんだけど。

 amazonで15,000円ほど、さほど高いと思わない(少なくともスマートスピーカーより実用的)のだけど、どうでしょうか?
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2018年4月25日 【旅行】思い出整理はタイムリーがいい

2018-05-16 06:11:53 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ゴールデンウイークは例によって一週間まるまる海外へ出かける予定で、その前にこれまた恒例の備蓄食糧消費や細々とした整理をしています。縁起でもないと言われたり、やってもやらなくても大差ないよと言われたりもする。そして多分その通りだと思うのですが、年末の片付けと同じで妙にやる気スイッチが入っちゃうのです。

 そんな中でも、もうずーっと手付かずでいたデジカメ写真の整理をしました。2004年(!)に初めてロシアへ行きシベリア鉄道に乗った時の写真と、2006年にアメリカの空軍博物館へ行った時の写真、それ以外の写真は昨年あたりまでほぼ全て旅行レポート作成していた(公開していませんが)のだけど、この2編だけはずっと途中で止まっていた。博物館の展示物を写しても、例えば飛行機だとこれはxxと機種名をキャプション付けしなければならず、それが大変。撮影時に案内パネルを撮っていなかったり、そもそも案内書きなどなかったり。

 パッと見て判る機種ばかりではなく(特に旧ソ連機や冷戦以前の機体は不得意)、google画像検索を使ってもドンピシャの回答が出ることは殆どなく…全然「OK、グーグル」じゃねぇっ!毎朝5時から1時間以上作業して、帰宅しても1時間以上作業して、そんなのを一週間以上続けて本日ようやく完了しました。ふぅ。

 博物館だけでなく、時間が経ってみると自分がその街をどう移動したか、街角で何を撮ろうとしたのか思い出せないことも多く、観光案内サイトやgoogle mapはては当時のアルバムに貼り付けた入場券や乗車券など引っ張り出して「検証」するのにも骨が折れました。でも当時も今も行動の基本論理みたいなのは変わっていないなあとか思ったりして。

 やはり、旅の思い出の整理は帰宅して早めに済ませた方が良いと思い知りました。連休旅行から帰ったら、残りも済ませてしまおう。
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【映画】リズと青い鳥

2018-05-15 06:57:13 | 本・映画・展覧会
 アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフ作品と言ったら良いのだろうか?数多くの登場人物の中から2人を抜き出し、その繋がりを描いた作品。いわゆる「本編」の主人公でなく、それを取り巻く面々からの「抜擢」。絵柄が「本編」とは全く異なるため、観て大丈夫かと不安を抱えながら映画館へ。

 快活で誰とでも仲良くなる子と、実力はあるのに他には関心を示さずひたすらその子だけを見つめついてゆこうとする子。絶対にヤバい依存症だろコイツって子。高校三年生になり進路も考えなければならない頃、2人の関係がぎくしゃくし始める…最初と最後以外、話はずっと学校の中と言う極めて狭い範囲で展開する。

 ストーリーは、予告編から多くの人が想像した姿を良い意味で裏切っているのではないかな。そういう関係性の物語なので、音響はさほど重要でないかと言えばそんなことはなく、囁くような効果音、僅かな動きの音、そして圧巻のソロ演奏など、やはり重要で「LIVEZOUND上映」回に観て良かったと思えるもの。

 ずっと息を凝らして2人を見守っていて、終わったらフーっと肩で息するような、張り詰めた気持ちが緩まない感じ。痛々しく見えるし、そういう問題が起こる人間関係があることを羨ましく思えたりもする。「物語は、ハッピーエンドがいいよ」(ヒロインの一方、希美のセリフ)

 公式サイト:http://liz-bluebird.com/

 2018年4月23日 川崎・チネチッタにて
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