日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2024年7月27~30日 【旅行】てんこ盛り関西(3)'24夏の青春18きっぷ旅(2回目)和歌山→川崎耐久戦

2024-08-02 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 7月30日、3日目。夏の18きっぷ2回目使用、紀勢本線周りで帰る。浜松で夕食休憩を入れた以外はほぼ最短乗り継ぎばかりながら、17時間近い耐久レース。和歌山駅前のコンビニで朝食と昼食を買い、始発列車でスタート。もし耐えられなくなれば、名古屋から新幹線で帰れば良いと思えば少しは気が楽なものだ。写真は上段左→右そして下段左→右で乗車した全列車。

【第1列車:和歌山→紀伊田辺(227系2連ロング)】
 和歌山から離れる方向なのでガラ空きかと思えばそこそこ人が乗ってきて、御坊で一度空き、田辺に向けて再び混んだ。学生がいれば立ち客も多数出るのだろう。

【第2列車:紀伊田辺→新宮(227系2連ロング)】
 そろそろ海が見えてくる。陽射しが強く、真っ青な海は綺麗。さすがにこの区間は空いており、1両に10人ほどしか乗っておらずロングシートでもノンビリ過ごせた。

【第3列車:新宮→多気(キハ25系2連ロング)】
 ここでJR西日本からJR東海へ。まさかこの区間でもロングシート車が来るとは思わなかった。海から離れ次第に山へ、今度は深い緑が美しい。

【第4列車:多気→名古屋「快速みえ16号」(キハ75系2連転クロ)】
 多気に到着すると直ぐに亀山行があるが見送り、伊勢鉄道でショートカットする快速を選んだ。伊勢鉄道分を払うことで1時間節約できる。さらに用心して指定席を購入、残り2席だった。実際には自由席でも着席は可能だったようなので、安心料と指定券のお土産と言うことで。対向列車待ちで少々遅れたこともあり豪快な走りっぷり、GPS計測したら最高で115km出ていた。

【第5列車:名古屋→豊橋「特別快速」(313系6連転クロ+2連ロング)】
 幸い転換クロスシート車。西日が射すようになり殆どのシェードは閉じられたままだが、蒲郡あたりの海辺は涼やかに見えた。

【第6列車:豊橋→浜松(313系4連転クロ)】
 これまたラッキーにも転換クロスシート車が来た。浜名湖付近では間近を新幹線がすっ飛んでゆく。インドのマルチ・スズキから派遣されているのか、スズキ工場に近い高塚から色の濃い人がどっと乗ってきた。秋に発売されるインド由来の「新型FRONX」関連の出張者なのかもしれないな。浜松で改札を出、駅ビル内の和食屋でうな玉丼の夕食休憩。

【第7列車:浜松→静岡(313系転クロ3連+3連ロング)】
 313系8000番台キター!最近の静岡地区で最もサービスグレードの高い車両だと思っている。牧ヶ原の山越えは、さすがに真っ暗になって見えない。持参の本は読み終えてしまい、タブレットを眺めながら過ごす。

【第8列車:静岡→沼津「ホームライナー沼津8号」(373系3連回クロ)】
 ホーム上の券売機でライナー券を買って待機するが、遅い時間のライナーのため車内はガラガラ。長い時間ではないが、特急車両で優雅なひととき。缶ビールを飲みたいところだが、駅で買うのを忘れた。

【第9列車:沼津→熱海(313系3連ロング×2)】
 久しぶりのロングシート、意外と混んでいて辛うじて着席。三島でガラガラになると思ったが意外な数の乗客が熱海まで乗り通した。皆18きっぷ利用?

【第10列車:熱海→川崎(E231系10連+5連)】
 熱海までは実家との往来で毎月乗車しており、ホーム感がある。この電車、終点の宇都宮まで乗ったら何時に着くんだろう?さすがにやらないが。けっきょく車内では缶ビールを飲み損ね、コンビニに寄って帰宅後に飲むことにした。

 途中数分の遅れはあったものの帰宅は予定通り、さすが日本の鉄道は優秀。挫けて新幹線に逃げることなく普通列車で乗り通せた。静岡地区の車両交代が進み、全列車にトイレが着いていたのは安心できた。

 幾つもの「初モノ」そして美術館に水族館、友人との飲み。動きっ放しだったがやり切った感のある関西旅行だった。青春18きっぷの通用期間はまだ一か月以上あり、もう1,2回は使ってどこかに出かけたい。(おわり)


和歌山 0604発
紀伊田辺 0748/0750
新宮 1029/1052
多気 1410/1435
(快速みえ16号)
名古屋 1603/1616
(特快)
豊橋 1709/1723
浜松 1758/1850
静岡 2002/2020
(ホームライナー沼津8号)
沼津 2101/2105
熱海 2123/2126
川崎 2249着

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2024年7月27~30日 【旅行】てんこ盛り関西(2)今度こそ友ヶ島へ

2024-08-01 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 7月29日、2日目。今日は紀伊水道に浮かぶ要塞の島・友ヶ島を訪ねる。渡島を試みること、少なくとも3度目。どんだけ和歌山に来たんだ…今度こそはと思い、4度目のチャレンジには真夏を選んだのだ。起きて友ヶ島汽船のWebサイトを見ると「本日は通常通り運航」、やった行ける!

 今回の宿はこれまでと違いJR和歌山駅前なのでまず和歌山市まで行き、南海加太線の電車に乗り換える。おなじみ「めでたい電車」今日は初めて乗る「赤」が来た(写真上左)。帰りは残る「ピンク」が来ないかな。

 9時の初便で友ヶ島へ、満席に近い盛況。若い世代が多いのは夏休みの平日だからか、海だからか。島の桟橋は老朽化もしくは荒波で崩落したようで、割と最近に造り直されたようだった(写真上中)。パンフレットの地図を頼りに歩き始める。東端へはピストンコースとなり暑いため行くのを止め、途中から山に向かいぐるりと回遊するルートで歩いてみることにした。分岐点ごとに数字の打たれた標識が立ち、地図と照合すれば迷うことはない。とても親切な島だ。

 友ヶ島と言えば「西の(横須賀)猿島」「西の第二海堡」とも称される、最初に出会った遺構、明治期に大阪湾への守りとして気付かれた砲台などの煉瓦造りが幾つも残っている。最初に出会ったのが探照灯跡(写真上右)。そして最も規模の大きな第三砲台(写真下左)など、よくも築いたものと感心する。最高地点・タカノス山展望台からは、友ヶ島灯台の向こうに淡路島が眼前だ(写真下中)。行き止まりの道まで入ったため、一回りして船着場に戻って来るまで3時間かかった。船着場の売店で買って飲んだビールの美味かったこと!

 島への船の出る加太港まで、駅からは少し歩く。往復でルートを変え、古い家が多数残っている加太の町並みを観察した。帰りは「ピンク」でも今月デビューしたばかりの新型車両「かなた」(写真下右・朝に撮影)でもなく、一般色の旧型車が来た。何で5編成もあるのに一般色なんだ!ホテルに戻って大浴場で汗を流して昼寝、夜は当地の友人と1年ぶりの再会を愉しんだ。

 架橋のない有人離島めぐりの旅、これで兵庫県以東は伊豆の御蔵島を残すのみとなったはず。

 [HOTEL CITY INN WAKAYAMA 和歌山駅前 泊②]

 

和歌山 0715発
和歌山市 0722/0724
加太(港) 0747/0900
★友ヶ島 0920/1330
加太(港) 1350/1428
和歌山市 1451/1503
和歌山 1510着
 
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【本】山口由美著 「世界の富裕層は旅に何を求めているか-「体験」が拓くラグジュアリー観光-」(光文社新書)

2024-08-01 06:00:00 | 本・映画・展覧会

(仮)

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