フィラデルフィア
1993年/アメリカ
潜在的な差別について
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
本作を改めて劇場で観ようと思った理由は、‘難病’の白人弁護士アンドリュー・ベケットと彼をサポートする黒人弁護士ジョー・ミラーという主人公の2人の人物設定が、最近観た『最強のふたり』(エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ共同監督 2011年)と類似したものだったからである。
本作もエイズを扱っているせいもあって差別に対して細かい配慮は見せている。白人のアンドリューは同性愛者であり、そのようなマイノリティを支える人物が黒人弁護士のジョーであり、不当解雇でアンドリュー訴えた法律事務所の弁護を担当する人物がベリンダ・コーニンという女性弁護士である。
しかしながら裁判の打ち合わせをしようとする際に、マリア・カラスのオペラを聴きながらアンドリューが揮う長広舌に圧倒されてしまう、同性愛を理解できないジョーという、本当に必要なのかどうかよく分からないシーンは、『最強のふたり』を観た後では、どうしても同性愛者の特異な才能よりも白人男性の‘優越’が透けて見えてしまうのである。
異常に顔のアップが多い演出であるが、やはりトム・ハンクスの名演だけでも見ごたえがあることは認めざるを得ない。
DVDでは直されているはずだが、それにしてもアンドリューの勝訴で、賠償額が言い渡されるシーンにおいて、金額はもちろんドルなのであるが、換算しないままに円と訳されていた字幕には驚いた。それは字幕翻訳を担当した菊地浩司だけの責任ではなく、一般公開されるまでに関係者が気がつくべきケアレスミスである。
日本車運転の中国人、半身不随に=西安の反日デモ暴徒化―中国紙(時事通信) - goo ニュース
中国陝西省西安市で15日に行われた大規模な反日デモで、日本車を運転していた51歳
の中国人男性が暴徒に頭を殴られ、半身不随になっているらしい。男性は長男の結婚準備
のため、車で家族と買い物に行った帰りにデモ隊と遭遇し、暴徒に囲まれ、棒や石などで車
を壊され、男性の妻が「日本車を買ったのは間違いだった。もう買わないから」と乱暴を
やめるよう訴えたが、男性は鈍器で頭を殴られて意識を失い病院に運ばれたということは
例え、同国人でも中国では日本車に乗っていたら裏切り者として粛清されるようだ。暴徒は
実は政府が一日1200円くらいで雇っていたという噂もあり、実際、まるで決まっていたかの
ようにデモは止んでしまったから、損害賠償は日本ではなくて中国政府に請求して欲しい。