コロンビアーナ
2011年/アメリカ=フランス
バラク・オバマのポスターの謎
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
物語の舞台は1992年のコロンビア。父親が所属していたマフィアの連中に家の周囲を取り囲まれた父親は、何故か娘のカトレアに重要機密が入っているICチップを託す。その後の展開は観ての通りで、もはやか弱い少女だからといって大目に見てもらえるほど世間は甘くはなかった。
個人的に気になったシーンは、15年後にアメリカのシカゴに住む叔父のエミリオの家に身を寄せ、立派な殺し屋になったカトレアがFBI捜査官のジェームズ・ロスを脅して、CIAの捜査官にドン・ルイスの居場所を尋ねるところである。家族の命まで狙われているから、カトレアの父親を殺したドン・ルイスの居場所を尋ねるロスに対して、司法取引のために居場所を教えられないと拒否するCIA捜査官はやがてカトレアの銃撃に遭い、呆気なく白状してしまうのであるが、1992年に15年後の2007年であるはずの、CIA捜査官の部屋の壁には何故か、2009年1月からアメリカ大統領に就任したバラク・オバマのポスターが貼られている。ポスターを貼るには明らかに早すぎるのである。カトレアが放った銃弾で割れたガラスの写真たてに飾られていた写真に誰が写っていたのか確認できなかったが、わざわざ時期をずらして貼られているオバマのポスターの下で銃撃を受けるCIA捜査官を映し出している意図を推し量るならば、ゾーイ・サルダナという黒人女性をヒロインに据えた2011年8月アメリカ公開の本作には翌年のアメリカ合衆国大統領選挙における民主党に対する支持表明が感じられる。‘B級映画’だからといって油断できない所以である。
大使の車襲撃「良いこと」82%…中国ネット(読売新聞) - goo ニュース
丹羽宇一郎・駐中国大使の車が襲撃された事件に関して、ポータルサイト「騰訊網」の調査
では、回答者約5万3000人のうち、今回の大使車襲撃を「良いこと」とする回答が82%に
達しているらしいが、他国の大使車を襲撃することでどのようなメリットが中国にもたらされる
のか私には日本に対する“脅し”以外には全く想像がつかないのであるが、中国国民は
脅す事で他国に自分の言う事を聞かせることが、正しい外交政策と考えているのだろうか
その上、丹羽が日本よりも中国寄りだったことは周知の事実で、大使として評価はしないが、
中国のために身を尽くしているのに踏んだり蹴ったりの目に合う丹羽が気の毒になってくる。