劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-
2012年/日本
表層から深層へ
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
よくよく考えてみるならば、バットマンのブルース・ウェインもアイアンマンのトニー・スタークも金持ちだからヒーローとして活躍できるわけであり、金銭的に余裕がなければ、スポンサー収入や「HERO TV」などの放映権料で稼ぐことでヒーローを続けるしかないのだから、本作はより現実的なヒーロー像を提示していると言える。
ベテランヒーローのワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹と娘の楓の関係や、バーナビー・ブルックス Jr.と父親の関係などのストーリーは深く掘り下げることはなく、犯罪者の能力も見た相手に入れ替わるというもので、あくまでも表層の煌びやかさを楽しむものであるが、劇場版の第1作目を「The Beginning」とし、第2作目を「The Rising」にするということは明らかにクリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズを意識した副タイトルであり、自らハードルを上げる自信を感じる。予告編を見る限りでは、本作の明るさとは対照的な荒涼としたダークさが今から楽しみである。
首相の「妥協せず」発言、経団連会長が批判(読売新聞) - goo ニュース
経団連の米倉弘昌会長は、野田首相がニューヨークで尖閣諸島の国有化を巡り、中国に
妥協する考えがないことを示したことに対し、「自分たちに問題がなくても相手が問題と
言っていることを解決するのがトップの役割。そのようなことは言ってもらいたくない」と
批判しているが、それならば米倉は訳の分からない因縁をつけてきたヤクザに対しても、
“相手が問題と言っている”からということで妥協するのであろうか 米倉は「(日中)両者
にとって受け入れられるよう解決すべき」とも述べているが、両者にとって受け入れられる
ような解決策があるのならばとっくに問題は解決しているのである。経団連の会長クラスが
この程度の認識だから困ったものだ。