デンジャラス・ラン
2012年/アメリカ
疑心暗鬼の中でのアクション
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
舞台が南アフリカで、主人公が黒人のトビン・フロストであるならば人種差別が背景としてあるのではないかと勘ぐっていると肩透かしをくらってしまう。フロストを捕まえて連行途中のサッカーの試合が行われているスタジアムで、フロストに騒がれたマット・ウェストンは警備室に連行されるのであるが、手錠をはめられているフロストは医務室に連れていかれたからである。
それでは何故敢えて舞台を南アフリカに設定したのか勘案するならば、見ての通りで、肌の色で敵味方が判別できるほど現実は単純ではないということが描かれているからである。
カメラは目まぐるしく動くのであるが、軽快なアクションを見せるというよりも、相手が敵なのか味方なのか分からない疑心暗鬼の中で格闘するために、寧ろグダグダの感じである。トビンとマットでさえ最後まで相手を信じていいのかどうか迷っている有様で、それはラストのマットと恋人のキャサリン・リンクレイターの関係まですっきりさせることがない徹底ぶりであるが、消化不良の感は否めない。
セアカゴケグモ、福岡市が緊急駆除 86歳女性かまれる(朝日新聞) - goo ニュース
毒グモ100匹超、歩道近くに…かまれると発熱(読売新聞) - goo ニュース
9月3日に福岡市東区の人工島(アイランドシティ)で86歳の介護老人福祉施設の女性が
セアカゴケグモにかまれる事故があり、福岡市は3日と4日の2日間で約60匹を駆除した
らしい。セアカゴケグモは特定外来生物に指定されている毒グモで、東南アジアなどから
外国船などで日本に運ばれているらしいのであるが、5日午後7時30分頃には兵庫県
尼崎市戸ノ内町の猪名川沿いの歩道沿いの護岸用ブロック塀の排水パイプの中に100匹
以上のセアカゴケグモが発見されたらしい。どうも九州から東京に向かって毒グモを辺りに
巻きながら来ている輩がいるような気がする。