MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『プレーンズ』

2013-12-23 23:25:13 | goo映画レビュー

原題:『Planes』
監督:クレイ・ホール
脚本:ジェフリー・M・ハワード
出演:デイン・クック/ステイシー・キーチ/プリヤンカー・チョープラー/ブラッド・ギャレット
2013年/アメリカ

「ヴァージョンアップ」してしまう主人公について

 かつて海軍の飛行隊ジョリー・レンチの飛行隊長を務めていたが、訓練飛行中に敵艦隊との交戦で同行した訓練生たちを全員失ったショックで飛ぶことができずにいたスキッパー・レイリーが、何故ダスティ・クロップホッパーたちに虚構の戦歴を語っていたのか、その心の闇が明かされないことは、本作が子供用に制作されたからとして許容されてもいいと思う。日本人の観点から捉えるならば本作に登場する日本機が「TSUBASA(翼)」や「SAKURA(桜)」と、ハリウッド映画としては珍しく真っ当な名前であることに感心してしまったのではあるが、致命的とも思える演出ミスを見逃すわけにはいかない。
 主人公のダスティはもともとは田舎町の農場で働く農薬散布機である。農薬散布機が世界一周レースに出場しチャンピオンになることを目指しているから、みんなからバカにされ、しかしそれでも優勝するからこそ感動するはずなのである。ところがダスティは海中に墜落した後に、大胆に改造されて、最新鋭の戦闘機になってしまっている。確かにレースシーンの迫力は増すものの、農薬散布機が戦闘機に勝つからこそ感動するのであり、戦闘機が戦闘機に勝っても当たり前のレースでしかないのである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小島瑠璃子と負け嫌いの年寄

2013-12-23 17:02:08 | Weblog

小島瑠璃子、デヴィ夫人との騒動改めて謝罪「ものすごく考えた」(ORICON STYLE) - goo ニュース

 一体、小島瑠璃子は何に関して謝罪しなければならないのだろうか もちろん事の

発端となった『さんま&くりぃむの芸能界個人情報グランプリ』については既に書いた

通りで、小島が「ものすごく考えました」からあのような結果になったのである。デヴィ夫人

は自身が編集長を務める雑誌の記者会見において「番組制作には大勢の人が携わって

いる。何を求められるのか考えなければいけない。彼女もまだ若いので、いい勉強をされた

のでは」と語っている。しかし「何を求められるのか考えなければいけない」のはデヴィ夫人

の方で、芸能人が意外な特技を披露するコーナーで、前回も披露したポールダンスでは

意外にならないはずで、負けず嫌いの年寄りはすぐにマジになるから面倒くさくなり、

その板挟みになっている小島が気の毒なのだが、この謝罪もネタの一つと内心開き直って

いてくれればいいのだけれど。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする