原題:『地獄の花園』
監督:関和亮
脚本:バカリズム
撮影:奥平功
出演:永野芽郁/広瀬アリス/菜々緒/川栄李奈/大島美幸/勝村政信/遠藤憲一/小池栄子
2021年/日本
隔世の感なのか本性丸出しなのか
本作を観ながらこれは「本物」の『キル・ビル』(クエンティン・タランティーノ監督 2003/2004年)ではないのかと思った。『キル・ビル』には多少の香港臭が漂っていたが、本作においては一般企業の制服を着た日本のОLの田中直子を演じる永野芽郁と『アトミック・ブロンド』(デヴィッド・リーチ監督 2017年)のシャーリーズ・セロンを彷彿とさせる「地上最強のOL」である鬼丸麗奈を演じる小池栄子の戦闘シーンが見事だったからである。
それにしても森繫久彌が主演の『社長シリーズ』や植木等が主演の『クレージー映画』などサラリーマンを描いた映画と比較するならば世知辛い世の中になったものである。
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