原題:『Retribution』
監督:ニムロッド・アーントル
脚本:アルベルト・マリーニ/クリス・サルマンプール
撮影:フラビオ・ラビアーノ
出演:リーアム・ニーソン/エンベス・デイビッツ/ノーマ・ドゥメズウェニ/リリー・アスペル/ジャック・チャンピオン/マシュー・モディーン
2023年/イギリス・アメリカ・フランス・スペイン
微妙なタイミングについて
本作には元ネタがあって2015年のスペイン映画『暴走車 ランナウェイ・カー』(ダニー・デ・ラ・トレ監督)らしいのだが、それを言うのならそもそもキアヌ・リーヴス主演の『スピード』(ヤン・デ・ポン監督 1994年)が元ネタとも言えるのである。
だから主人公のマット・ターナ―が一度車に乗ったら、一緒に乗車したザックとエミリーの二人の子どもたち共々仕掛けられた爆弾を解除するまで出られないことで「密室劇」の相貌を表すのだが、90分の上映時間は緊張感の持続にはちょうど良いと思った。
ネタバレは避けようと思うのだが、マットが仕事のパートナーであるアンダース・ミュラーと落ち合った際に、列車の通過のタイミングが微妙な感じがした。もっと早めに通過しないと、とだけ言っておきたい。
gooニュース
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