寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

梅雨メバル

2007年06月19日 | 家飯

「梅雨時期のメバルは旨いのに、お客さんはあんまり食わんねぇ」というぼやきを腕の立つ料理人から聞いたことがある。

旬を特に意識して食べることはないのだが、冬から春にかけてのメバルは美味しいと思う。脂のたっぷりのった身のやわらかい寒メバルが最も好きだ。

広島で魚の煮つけといえば、まず黒メバルを指す。その繊細な味を楽しむためには薄味に仕立てるのが望ましい。日本酒をドボドボ注ぎ、塩と薄口醤油で味をきめる。味醂あるいはグラニュー糖をほんの少し足す。

画像は春にとれたメバルの冷凍品を調理したものだが、決して悪くなかった。鮮度の落ちた魚はどう料理してもやはり不味い。これだけは確かである(笑)

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タダの情報

2007年06月19日 | 日記
これほど不確かでいい加減なものはないことを皆さんはご存知だろう。色々な人の文章を読んで「この人は本当に調べた上で物を書いているのか」と疑うことがある。必見、必読、必聴といったフレーズに私はある種「気持ち悪さ」を感じるのである。

自分はこう思う→だからお前もそう思え、というような「圧しつけ」がイヤなのだ。トロの好きな客に「寿司はまず白身からいけ」と講釈を垂れるのと同じで、余計なお世話である(笑)

圧しつけ好きな人達には偏った思想、思考が見て取れる。一個人の感想を「多くの人もそう思っている」ともっていくのはあまりにも無理がある。

情報が正しいかどうか、見極めるのは最終的に読み手の責任である。「騙しやがったな、この野郎」と怒る前にまず自分の眼力の無さを恥じるべきである。「あぁ、また嘘書いとるな」と笑い読みできる余裕を持ちたいものだ。

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