寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市東深津町5丁目の王子山薬師寺(真言宗大覚寺派)

2012年12月06日 | 郷土史
王子神社を後にし北を目指す。ミラーが取り付けられた地点(東深津町5丁目15の緑色のプレートが目印)で道が分かれるので右の細い道を行く。

愛らしい六地蔵

薬師寺門前へ続く路地

可愛らしい六地蔵を過ぎると右手に王子山薬師寺が現れる。門前の近くに自転車を止め法界地蔵尊に軽く会釈してから境内に入った。

薬師寺門前の石仏

眞言宗 王子山、正院、藥師寺
文録(祿)のころ此邊は渺々たる海なりけるか、海中に光物有、所をさためす。西入といへる法師、小船に乘て夜々覘けるに、此光り物次第に近より蛙岩まて來る。西入即舟を漕よせみれは藥師の尊像なり、急き取揚置けるに靈驗著し。牧童樵夫なと此像の口を押へて朝三暮四の事を試るに、餅飯焚炊の音をなして示したまひしとかや。毛利元康此所を領し王子山に城を築居住し、此尊像の奇特を感し、一宇を造建し被安之。寛文年中、水野家御建立有て寺とハ成侍り。夫迄は誠の草堂なりしとかや。

『備陽六郡志』

王子山薬師寺

寺の北側に涎かれをつけた地蔵がたくさん並んでいる。私は戦病死者忠魂碑の前に立ち手を合わせた。

戦病死者忠魂碑

念仏を唱える中新幹線が猛スピードで通過し静寂を打ち破った。境内からはJR西日本の高架がよく見える。その時「更に向こうまで行ってみよう」という欲が出た。

薬師寺境内から北方を望む

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1月並みの気温が続き厚着を強いられる

2012年12月06日 | 日記
12月初旬の最低気温がマイナスとなるのは久しぶりである。備後地方(沿岸部)の住民の多くがコートを羽織って街を歩いているのも頷ける。私は寒さ対策として厚手のセーターを着る。そして外出時に必ずマスクをつけ、帰宅したらすぐにうがいをして手をよく洗うよう心がけている。年末に風邪をひいて寝込むのだけは避けたいから。

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