辻を北西方向へ坂を上って行く。傾斜がきつくなる辺りに東荒神社(東深津町7丁目12-10)と刻まれた石柱が見え隣に地蔵堂がある。



地蔵堂の背後の空き地に自転車を止め石鳥居をくぐり神社に参拝した。社殿前の木札に祭神(三柱=穀物の神・火の神・竈の神)が書かれている。


社殿の奥に位置するカジヤ谷マンションの横を通り高地を目指す。私は深津隧道のちょうど真上を歩いて思い出の場所に辿り着いた。少年時代、自転車を押して中国農試に続くこの坂道を何度上がったことだろう。爪が真っ黒くなるまで土筆を採って家路につく頃には夕日が出ていた。この場所から悪童と自転車で急降下してスリルを味わったことが信じ難いほどの変わりようだ。私は時の流れを静かに受け入れ辻まで引き返した。




地蔵堂の背後の空き地に自転車を止め石鳥居をくぐり神社に参拝した。社殿前の木札に祭神(三柱=穀物の神・火の神・竈の神)が書かれている。


社殿の奥に位置するカジヤ谷マンションの横を通り高地を目指す。私は深津隧道のちょうど真上を歩いて思い出の場所に辿り着いた。少年時代、自転車を押して中国農試に続くこの坂道を何度上がったことだろう。爪が真っ黒くなるまで土筆を採って家路につく頃には夕日が出ていた。この場所から悪童と自転車で急降下してスリルを味わったことが信じ難いほどの変わりようだ。私は時の流れを静かに受け入れ辻まで引き返した。

