寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

紫陽花(アジサイ)

2007年06月23日 | 日記

雨に濡れた紫陽花は美しい。薄紫色が一層映える。花言葉を調べてみた。

「心変わり」
「高慢」
「無情」
「冷酷」

悪い意味ばかりじゃないか(笑)。色をあれこれ変える花には何の罪もない。花を人間に置きかえて考えてみる。一見冷たそうに見える人ほど実は純な部分を持っていることが多い。

魏の曹操が私は好きだ。「名を捨てても実をとる」という現実主義者の文才にはまた別の魅力がある。悪党という枠におさまらない大物だ。

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高橋真梨子全曲集(台湾製)

2007年06月22日 | 邦楽

朝からよく降った。湿度の高さで汗が滲み出る。雨の日に私は高橋真梨子さんのCDを聴くことにしている。ジャズのスタンダードのような感じで耳を傾ける。

このCDは台北の夜市で購入した。いかにも作りが海賊っぽいが、BGM用だから全然気にしていない。

女性ボーカルでは彼女が一番好きかな。声に艶気があるのがいい。歌唱力についてあれやこれや小理屈を並べるのがいかに無粋なことかと思えるほど、感情豊かに歌い上げる人だ。

声域の無さをファルセットの多用で誤魔化そうとする最近の歌い手に彼女の爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだ(笑)

「五番街のマリーへ」の世界に引き込まれる私。どんなアルコールよりも高い癒し効果がある。音を純粋に楽しむとはそういうことなんじゃないかと思う。

高橋真梨子全曲集

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乾し椎茸と高野豆腐の煮物

2007年06月22日 | 家飯

やわらかくなった椎茸を昆布だし、もどし汁、日本酒、砂糖で煮て、薄口醤油を数回足し味を含ませる。賞味期限がとっくの昔に切れた高野豆腐を一緒に炊いた。

中国産のどんこは「それなりの味」だったが、高野豆腐は油がまわったような異臭があり「どうしようもない、酷い味」で苦笑した。

昔(30年以上も前のこと)の幕の内弁当の隅には必ず高野豆腐の煮物が入っていた。『どうしてこんなに不味いものをいれるのだろう』と私は不思議だった。

他の食材が甘辛い味なのでだしを多く吸った豆腐で舌を洗うという一説もある。あの当時、お茶や水をお金を出して買うことはほとんどなかったと思う。

モサモサしたほんのり甘いスポンジに今では懐かしさをおぼえる。「芋棒」と同じようにすっかり「忘れられた料理」の一つだ。

人間の嗜好の変化は致し方ないとしても「食材を無駄にせず、保存性をも高めた」昔の人の精神と知恵には敬意を表したい。

食糧危機に陥った際、思考能力がすこぶる低下した現代人はどう対応できるのだろうか。慌てふためく愚民を救う手段は古人の残した「文化」にあると私は密かに考えている。

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乾し椎茸

2007年06月21日 | 食材

乾燥品を水洗いし、泥や汚れを落とす。ポリ容器に移して水をはり、冷蔵庫に入れる。丸一日かけて水もどしする。低温というのポイントである。やわらかくなるのと同時に旨味成分が水へ溶け込む。もどし汁は再利用できる。

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乾物

2007年06月21日 | 食材

魚介類やキノコを乾して保存性を高めてなおかつ旨味成分も増やした伝統の食材。これは中国のお家芸だ。フカヒレ、鮑、ナマコは高級品で庶民が気安く使えるのは貝柱、海老、椎茸、キクラゲといったところか。

日本料理(精進)では乾し椎茸は欠かせない。昆布と椎茸のだしが合わさると旨味に深みが出る。私は乾し椎茸の煮しめが好きで、時々自ら作る。九州のどんこは味、食感ともに優れているが値は張る。ゆえに家で使用しているのは主に中国産だ。

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とうふそうめん風(紀文)

2007年06月20日 | 家飯

セブンイレブンで見かけてつい買ってしまった。豆腐をそうめんに加工したものでめんつゆと海苔の別添パックがついている。

とうふそうめん風の中身

期待ハズレだったとうふそうめん

薬味に大葉、おろし生姜、胡瓜、ピーマンを添えた。麺はもさもさして、喉に詰まるようだ。結論から言えば、二度と買わないだろう(笑)。素麺をゆでて食べた方がよほどおいしい。「豆腐麺は豆腐を超えられないということか」と苦笑したのであった。「麺」と名付けずに「そうめん風」としているところが僅かな良心なのかも。
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横断歩道を渡るハト

2007年06月20日 | 日記

信号無視をしてチョボチョボ歩くハト。車が来ようが逃げようともしない。心優しい運転手はブレーキを踏んでくれることを経験的に知っているようでもある。

もっとも中には急ぐあまりアクセルを踏む配達業者もいて、運の悪いハトがぐしゃっと潰れている光景を見ることも時々ある。

平和ボケのハトが増えすぎて駅前などは糞害が目立つ。適度に間引いていく必要はあるだろう。書きたいことはまだ山ほどあるが、イカれた愛護団体から恫喝まがいのイチャモンをつけられるので今日はこの辺でやめておこう(苦笑)

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梅雨メバル

2007年06月19日 | 家飯

「梅雨時期のメバルは旨いのに、お客さんはあんまり食わんねぇ」というぼやきを腕の立つ料理人から聞いたことがある。

旬を特に意識して食べることはないのだが、冬から春にかけてのメバルは美味しいと思う。脂のたっぷりのった身のやわらかい寒メバルが最も好きだ。

広島で魚の煮つけといえば、まず黒メバルを指す。その繊細な味を楽しむためには薄味に仕立てるのが望ましい。日本酒をドボドボ注ぎ、塩と薄口醤油で味をきめる。味醂あるいはグラニュー糖をほんの少し足す。

画像は春にとれたメバルの冷凍品を調理したものだが、決して悪くなかった。鮮度の落ちた魚はどう料理してもやはり不味い。これだけは確かである(笑)

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タダの情報

2007年06月19日 | 日記
これほど不確かでいい加減なものはないことを皆さんはご存知だろう。色々な人の文章を読んで「この人は本当に調べた上で物を書いているのか」と疑うことがある。必見、必読、必聴といったフレーズに私はある種「気持ち悪さ」を感じるのである。

自分はこう思う→だからお前もそう思え、というような「圧しつけ」がイヤなのだ。トロの好きな客に「寿司はまず白身からいけ」と講釈を垂れるのと同じで、余計なお世話である(笑)

圧しつけ好きな人達には偏った思想、思考が見て取れる。一個人の感想を「多くの人もそう思っている」ともっていくのはあまりにも無理がある。

情報が正しいかどうか、見極めるのは最終的に読み手の責任である。「騙しやがったな、この野郎」と怒る前にまず自分の眼力の無さを恥じるべきである。「あぁ、また嘘書いとるな」と笑い読みできる余裕を持ちたいものだ。

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サバの味噌煮

2007年06月18日 | 家飯

若い頃に鮮度の悪いサバにあたってジンマシンに苦しんだことのある父は「見るのもいやだ」とよく語っていた。私は幸いなことに魚介で食あたりをおこしたことはない。生サバも時には食べる。

だが、サバの造りはそれほど好きでもないのだ。アジがあればそっちにする(笑)。サバの旨味は豊富な脂によるところが大きい。ノルウェー産の塩焼きなどはかなり美味しい。

今の時期のサバは味噌煮にした方が無難かもしれない。ご飯と味噌はどうやっても合うから。青魚の不飽和脂肪酸はアルツハイマー病予防に効果ありという。安い時期に料理法を変えて食べるのも知恵の一つだ。

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類友

2007年06月18日 | 日記
「類は友を呼ぶ」の略。出来の悪い連中が群れて、慰め合う。気色悪い光景だ。満たされない心の救いを「似非宗教」に求め出すともっとタチが悪い。優しい言葉に捻くれ者は非常に弱いのだ。

抜け作の教祖を「神」と崇め、いつしか上納金集めに奔走するようになる。自分の信じる道が絶対に正しいと思い込み、他人の家にまで上がり込んで『どうしてこの良さがわからないんだ。貴方はおかしい!』と言い出す始末。

イカれ具合が更に進行して日本国内でテロを決行した例は記憶に新しい。極刑の言い渡しを待つだけの犯罪者のルーツは‥‥‥ぞっとする(笑)。反体制を未だにウリにして飯を食っている時代遅れの年寄りにも共通点がある。

「恨みの文化」からは高等なものは生まれない。「捏造という行為」は「薄汚い精神」のなせるわざである。そのことに純な日本人は漸く気付き始めた(笑)

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LED ZEPPELIN / TOUR OVER EUROPE 1980

2007年06月17日 | 洋楽

1980年の欧州ツアーからチューリッヒのコンサートを収めた海賊盤。ブートの音質が悪いのは当たり前という概念をぶち壊したCDでもある。

音質以上に衝撃を受けたのは、アルバム「Ⅱ」を作り出したギタリストの輝きが消え失せているという事実だった。音楽評論家が大嘘つきで、クソであることも同時にわかった(笑)

全盛期の華麗なフィンガリングは見る影もなく、拙いソロが目立つ。“ALL MY LOVE”は特に酷い、ジョージ・ハリソンが笑うほどに。オフィシャルリリースはまず無理な出来映えである。

枯葉がすっかり落ちた冬の街路樹という表現を通り越して根腐れを起こした老木を連想してしまう。

燻って急降下する鉛の飛行船は肉体派ドラマーの急逝によって大爆発した。ここからジミー・ペイジの過酷な漂流が始まるのである(苦笑)

忘れたい過去もあるw

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知恵者カラス

2007年06月17日 | 日記

電柱のてっぺんにとまるカラス。高いところから餌を探している。飲食店の前には大きなポリ袋が置かれており、カラスは狙いを定めていると思った。

カラスは色の判別ができる。無駄に高い餌を受動的に食う、モノクロ映像しか見えないブヨブヨの犬よりはるかに高等である。学習能力の高さは鳥類の中でもトップクラスだ。生への執着心は脳を発達させる。

カラスが食べ散らかした残飯のおこぼれに与っているのが鳩とスズメ。まるでハイエナのようだった。

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新じゃが

2007年06月16日 | 家飯

芋は地味な食材であるが、ヨーロッパでは主食にもなる、優れものだ。煮っ転がし、肉じゃが、ポテトサラダ、ポテトチップス、ジャーマンポテト‥料理は次から次へと頭に浮かぶ。

画像は肉じゃがではなく、ありきたりの煮物である。じゃが芋は予めかためにゆでて皮をむいておく。霜降りにした鶏肉と野菜を八方だしで煮る。野菜の味が分かるように短時間で仕上げるのがポイント。

芋がしみじみ旨い、と思えるような歳になった。

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2007年06月16日 | 日記

力尽きたトンボが天を仰いでいた。餌に群がるアリンゴ。肉片を食らい、命をつなぎ、糞を垂れる。その糞が土にかえる。眩しい陽射しの中で虫の一生に思いをはせた。

人間の死は突然やってくる。それが早いか、遅いかはお釈迦様にしか分からない。私達もいずれ棺桶に入り、燃やされて灰(C)になる運命だ。結局はトンボの最期とたいして変わらないのだ(笑)

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