これまでジミー・ペイジについてはかなり辛辣なことを書いている。一部の偏狂マニアを激怒させていることは容易に想像できるが、感じたことを素直に書いているだけなのだ。
良いものは褒めるし、悪いものにはダメと言う。思い入れが度を越して、悪いものまで良いと言うのは、ライター失格だろうし、人格が破綻していると非難されても仕方がないと思う。
1969年秋から冬にかけてのツアーでまともな音質のブートはほとんどない状態だった。最近10月10日パリでの演奏がネット上で公開され、マニアの間では話題になった。それをもとにして作られたのがこのブートである。
FM放送されたとのことで、ほとんどの曲でフランス人DJのムニャムニャ・ピョロピョロ・コメントが入っている。「この大馬鹿野郎!」と突っ込みを入れたくなるが、ジミー・ペイジとロバート・プラントの調子は良い。
GOOD TIMES BAD TIMESのイントロからCOMMUNICATION BREAKDOWNが始まる瞬間が素晴らしい。輝けるペイジがここにいる。
安く上げたい人は某サイトからダウンロードしませう(タダだからw)。ほんとにいい時代になったものである。昔はブートなんて音が悪くて当たり前でしかもそれがべらぼうな値段で売られていたのだから…