寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市・芦田川橋梁袂の三界万霊地蔵尊

2013年03月18日 | 日記
芦田川橋梁東詰から少し南に下ったところに地蔵が立っている。三界万霊の文字があるので供養の目的で造られたものだろう。頭上を飛び交う鳩に気を取られて最初は気付かなかったが、首を接いだ形跡がある。

芦田川の土手に立つ三界万霊地蔵尊

芦田川(対岸は神島地区)

穏やかな表情の地蔵と一緒に芦田川の流れを暫く見つめた。私の世代以降は大規模な河川改修工事が行われてきたことやかつては暴れ川だった歴史をあまり知らない。福山市中心部の人間は堤防のおかげで快適な生活を送っていることにもっと感謝すべきだろう。地蔵の場所は芦田川東堤ガード(南)の信号機から少し西の土手上である。

東堤ガード(南)の信号機より少し西側に地蔵尊がある

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三原市本町3丁目の明真寺(真宗大谷派)

2013年03月17日 | 
本町3丁目1の住居表示板の傍らに建つ法華宗妙正寺の石柱。西国街道に出て少し先を右折、宗光寺参道を進む。三原城下の寺院は西国街道より北に建立されていることに気付いた。

明真寺の梅の木

梅の花に誘われて真宗大谷派の寺院・明真寺に入る。幼稚園を運営する寺の境内にコンクリート製の教会風建築があるのには驚いた。三原は奥の深い街だ。

明真寺境内(コンクリート建築)

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福山市の芦田川橋梁を通過する電車 

2013年03月17日 | 日記
芦田川橋梁の写真を見ることはあっても実際にここまで来る人は少ないだろう。強固な堤防の上は絶好の撮影スポットである。橋を通過する山陽本線の車両を眺めながら私は春の訪れを肌で感じていた。

芦田川橋梁(東詰)

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アカニシ(ニシ貝)の煮付け

2013年03月17日 | 食材
広島ではアカニシのことをニシ貝と呼ぶことが多い。この巻貝は比較的安価で味はよい。大物ならば刺身にするところだが、小振りなのでボイルして身を取り出した。

アカニシの剥き身(ボイル済み)

剥き身を煮付けてみたところ螺旋部は苦味が強い。やはり内臓は除去した方が無難である。剥き身に味をつけずに酢味噌で食べるのもいい。若干クセのある食材は味噌も合う。

アカニシの佃煮

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三原市本町1丁目の成就寺・淡島神社

2013年03月16日 | 
横長の建物が珍しくて様々な角度から写真を撮る。中央辺りの家は昔タバコを売っていたようで原色のタイルが実にシブい。

本町1丁目4の長屋

昭和40年代後期こんな感じのタバコ屋は町内に1つや2つはあったものだ。大概白髪頭の婆さんが座っていて居眠りをしていることが多かったが、自販機の普及によってのどかな光景は次第に見られなくなった。

成就寺門前

淡島神社と成就寺の説明

並木宗輔ゆかりの成就寺に向かう。山門前の説明を読み境内に入り年配の女性に淡島神社の場所を尋ねると「西側の奥ですよ」と言って指差した。

六地蔵尊

六地蔵尊のすぐ近くに成就寺の鎮守神(かつ女性の下の神)が鎮座する。男の私に頼み事はないが、とりあえず手だけ合わせておいた。三原城下の寺巡りはここから始まったのである。

淡島神社

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土筆(つくし)のお浸し

2013年03月15日 | 家飯
土筆は袴を取って水洗いして泥などの汚れを落とす。次に手早く湯がいて水切りを十分に行う。下処理の済んだ土筆を出汁に浸して30分~1時間程度置く。春の野草の苦味と渋味を味わう料理だ。

土筆のお浸し

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福山市・芦田川の土手に生えた土筆

2013年03月15日 | 日記
芦田川の土手筋に土筆がポツポツと顔を出していた。狙い目の5cm程度になるまでには数日かかるだろう。ずんぐりむっくりの土筆は野性味に溢れる。私は軸よりも苦味のある頭(胞子)の方が好きである。

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福山市の国道2号線沿いに設置された海抜表示板

2013年03月14日 | 郷土史
国道2号線「西桜町2丁目」交差点そばの歩道橋、その太い支柱に海抜(2・8㍍)表示板が取り付けられている。場所は福山市西町1丁目24-6の南側、芦田川の土手(左岸)から比較的近い。

西町1丁目24の地盤は海抜2.8m

私は以前に大正8年(1919)の野上堤防決壊、昭和17年(1942)の一文字堤防決壊を例に出し住民に低地に住んでいることを意識させるべきだと書いた。福山市暮らしの便利帳2012保存版の改善点(避難箇所等への海抜表記)を指摘して4ヵ月後に行政が動いたことをまずは評価したい。

津波に備え海抜表示板

 南海トラフを震源に近い将来、発生が懸念される東南海・南海地震による津波に備え、福山市は浸水被害が心配される40小学区の学校や公民館、公園などに海抜表示板の設置を進めている。3月末までに226ヵ所に取り付け、市民の避難に役立ててもらう。

 表示板はプラスチック製で、縦30㌢、横42㌢。地盤の海抜を白抜きの文字で表記している。海抜の低い場所だけでなく、安全な避難場所にも設置するため、表示する海抜はマイナス0・6㍍(曙町)から51㍍(今津町)まで。
 市は公共施設への設置に引き続き、自治体からの要請があれば地域の電柱や集会所などへの設置も検討。このため表示板は今回のものと合わせて800枚を製作した。事業費約20万円。

 県の被害想定では、南海トラフを震源とする巨大地震が発生した場合、同市には最大で高さ3・3㍍の津波が到達する。

『山陽新聞 平成25年3月9日(土)』

便利な平地での生活に多少のリスクは付き物である。市民がこのことに納得した上で避難経路を頭に入れるのが重要なのであって「地震が!津波が!液状化現象化が!」といたずらに不安を煽る必要は無い。市民が主体となって防災訓練や減災対策が行われるようになれば市全体の結束力も強くなるはずだ。

三吉町南2丁目13の地盤は海抜1.9m(国道2号線沿い)

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シマフリル入り五目炒飯

2013年03月14日 | 家飯
炒飯(チャーハン)作りのポイントは三つある。第一はたくさん作らない(素人は1人前ずつ作る)こと。第二は温かいご飯を使うこと。第三は肉に下味をつけておくこと。

第三は中華料理の基本であり、細かく刻んだ豚肉に塩・コショウを振って日本酒を加えて10分ほど置くことで味がしっかりつく。他に気をつけることは油の量を出来るだけ少なくすることだろう。その意味ではテフロンのフライパンは有効である。

私は具材を予め炒めておいて飯と合わせるようにしている(所謂二度炒め)。作り方は色々あるが、これが一番失敗が少ないと思う。緑の鮮やかなシマフリルをチャーハンに入れると見た目も味も良くなる。

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三原市・河原谷川に架かる桜橋を渡る

2013年03月13日 | 
三原曲りの左手、河原谷川に架かる桜橋を渡り「喫茶軽食桂(本町2丁目3‐15)」の前を通って西へ向かう。

本町2丁目の喫茶軽食桂

本町2丁目の長屋

本町1丁目4にある長屋から先は建築好きにはたまらない空間が続く。三原駅南口しか知らない旅人は「もっと早く遊びに来ればよかったな」という思いを抱いた。参考までに慶応年間三原城絵図を使って進路を赤線で示しておく。

三原城絵図に描かれた河原谷川と私の順路

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手長ダコの肝(珍味)

2013年03月13日 | 食材
タコの肝がスーパーで売られているのを私は見たことがない。ほとんどが廃棄処分になっているのだろうが、可食部位である。イカの肝と比べると個性(野性味)が強い。

タコの内臓から肝を慎重に分離する。破裂しやすい肝は80℃の湯にしばらく浸けておいて表面を固めてから炊くとよい。見た目はグロだが、濃厚な旨みが楽しめる。

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鶏骨付きもも肉の甘煮

2013年03月12日 | 家飯
水炊き用に骨付き肉を買い求めたが、気温が上がり過ぎて鍋をやる気は失せた。出刃包丁でぶつ切りにして霜降り処理を施し甘煮にした。

もも肉は旨みが強い部位なので出汁の添加は控えめにしておく。醤油・酒・砂糖などを合わせた調味液で短時間加熱しそのまま冷ます(漬け込む)ことで味を馴染ませる。酒のアテの他弁当のおかずとしてもよい。

鶏骨付きもも肉の甘煮

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広報みはら平成25年3月号に目を通す

2013年03月12日 | 日記
三原市の広報最新号の表紙を飾ったのは久井稲荷神社のはだか祭の写真だ。熱気がこちらまで伝わってくるかのようである。全部読んでみてカラー写真の配置がとても上手だと思う。写真を厳選して市民の注意を引く点が良い。6ページの特集は全国山火事予防運動だが、まず視覚に訴えてから短い文章で説明を行っている。

広報みはら平成25年3月号の6ページ「特集:全国山火事予防運動」

私の暮らす福山市の広報は文字が多過ぎ(かつ小さく)てページを捲っているうちに目が疲れてくる(年寄りの率直な感想を聞きたいものだ)。三原の広報に目を通した後では正直チープな感じは否めない。市の職員は周りの自治体の仕事ぶりを参考にして読みやすい誌面に変えて欲しい。観光マップについても根本的にユーモアのセンスが足りないと私は思う。

広報ふくやま3月号(1000号記念)

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三原城跡発掘調査現地説明会に参加(完)

2013年03月11日 | 
広報みはら平成25年3月号の26ページに発掘調査箇所と出土した天保通宝(江戸時代の通貨)の写真(左)が載っていた。右は濠石垣と旧西国街道の境に埋め込まれた石列を撮影したもので簡単な解説があった。

通路の土が堀に流れ落ちるのを防いだと思われる石列(写真左側)

武家屋敷跡から通貨が出土する例は稀らしく、これは手があまり加えられずに旧街道の上に土が盛られて住居が建てられたことを物語っている。

井戸の跡

便所の跡

発掘調査の現場を見学するのは初めての経験だったが、井戸や便所(推定)の跡から当時の生活のにおいを感じることはできた。説明会が終わってから出土した古伊万里(染付磁器)などの写真を撮らせてもらった。

和食料理人・野崎洋光さんが福山で話されていたように磁器の普及と食文化の向上には密接な関係がある。醤油という調味料が日本人の食卓に欠かせないものとなり肉食(建前は薬)もじわじわと浸透し始めたことが推測できるのである。

出土した陶磁器など

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かもめの水兵さん(ヤッサ饅頭本舗)

2013年03月11日 | 食材
船員の生活を経験した者にとって「水兵」という言葉は妙に心に響く。イラストの可愛さにもつられて焼き菓子を買い求めた。甘めのブッセ生地は表面がカリッ、中はフワフワの食感。生地に挟んだクリームチーズが絶妙に絡む。

かもめの水兵さん

クリームチーズをブッセで挟んでいる

童謡「かもめの水兵さん」を作詞した武内俊子は三原の出身。彼女は明治38年(1905)浄念寺(現西町2丁目)住職・渡辺俊哲の長女として生まれた。何時何処で習ったかは定かではないが昭和12年(1937)にレコード化された歌を私は口ずさむことができる。

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