青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

People’s Horse

2006年10月02日 22時20分39秒 | 日常
今朝会社へ行ったら、結構普通にみんな凱旋門賞を見ていたので驚くw
会社の女の子まで見ていたのは驚きだ(笑)。

夜中の0:30で国営の視聴率16.4%は凄いよな。たかだか一頭の馬で。
まあ、すぐ視聴率を持ち出してスゲエのなんだのと騒いでしまうと、喜ぶのは電通の人間だけなんだろうけどさw
結果は…ね。なんつーか、どんなに強くてもアウェイ&正攻法で勝てるレースじゃないって事で。そうだからこそ80年も欧州から栄誉が持ち出されないで済んでいるのだろうし。

ま~、それにしても乗り役はホモ合田のインタビューを無視するくらいだからはっきり言って相当悔しがってましたねえ(笑)。あれが人間らしくて良かったwホワイトマズルの時も相当ブチ切れてたけどさ。「これで勝てなきゃ日本競馬の敗北」とか言う人もいるのだが、なに、来年も現役でまた挑戦すればいいだけの事じゃない。そんな簡単に勝てると思ってたんだろうか。まあ、そんな一回の敗北で矛を収める程度の覚悟なら、行かなきゃいいって話なんじゃないの?

自分から目標になった以外はスムーズにソツのない競馬が出来てたと思う。持ち味がマクリ&追い込み脚で先行したのがどうだかという話もあるが、それでも前潰れで最後まで必死こいたんだからいい意味で堂々の力負け。飛ばなかったんじゃなくて、もっと高く飛べる馬がいるって事なんだろうね。いまさら競艇の話を持ち出して申し訳ないが、マクリ屋が大一番の勝負駆けでインを主張して、スタート張り込んで逃げたんだけど、同体の4カドに角度持って来られたので差し切られちゃったみたいな感じに見えました。

結構フツーにこの世の終わりみたいな顔をしてる現地まで行ったファンとやら、関係者とやら、顔を上げなさいって。
そんなに負け組は嫌かいな?屈辱かいな?
判官びいきとか、敗者の美学とか、そう言うのが大好きだった日本人が、最近は無敗とか不敗とか最強とか大好きになったように思う。まあ、こんだけメディアで勝ち組負け組ガアガア言われてるうちに、「勝てば官軍&敗者は悪のアメリカ的アホ構図(英語で言うとグローバルスタンダード)」をすっかり刷り込まれたんじゃないだろうか。最近の日本人は。

まあ、石橋が来年ひっそりと凱旋門賞勝つから待ってろって(笑)。
ダンシングブレーヴ×オペラハウスだし、某ディープより血統背景あるだろw
コメント
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