青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

それでも貴方はパンダ

2010年06月05日 23時04分37秒 | 日常
え~、今日は近所のヤマダ電機に行きつつヨメさんの実家へ行ってメシを食って来ると言う極めてフツーのどうって事ない一日でした。あ、ヤマダ電機に行ったのはそろそろ自分の部屋のテレビデオ(笑)を地デジ対応のテレビに変えなきゃいけないでしょうって事でモノを物色して来たんだけどね。地デジ対応だと一番値段的に標準サイズの31型は激戦区で値引き率も高いんだが、26型とか21型とかサブ的に使うサイズってあまり値ごろ感がないんだよなあ。と言う事で消化不良のまま結論持ち越し。

んで、向こうさんの家でG戦なんぞを見ながらメシを食いつつ談笑して来たのだが、そもそもG戦なんてあんまり見る機会もないし結果は別にどうでもいい。逆転勝ちでオレンジ雑巾を回す巨ヲタ良かったねって感じなんだが、そんなどうでもいい試合の中で目を引いたのが高橋由伸、2打席連続ホームランとか打ってんのね。サラリーマンの生涯収入を一年で貰いながらプロリハビラーになったもんだとばかり。そのままオヤジ絡みの土気(千葉市)あたりの不動産を新聞屋さんにカタ取られて引退して行くんだろうと思ってたんだけど(笑)。

私は正直純度の高いパ人間で、あまのじゃくなもんですからG関係の選手を褒めたりする事はしません(笑)。
ただ、日本で一番美しいフォームでホームランを打つ選手と言われれば、私は高橋由伸じゃないかなと思いますけど。
さんざんここまで悪態付かせて頂きましたがねw

極めて限定的なシチュエーションで言わせて頂ければ、
「東京ドームで右ピッチャーの緩いカーブを引っ張ってライトスタンドに叩き込む高橋由伸のホームラン」
が、私はザ・ベストフォームオブホームラン(なんじゃそりゃ)だと思うのですよ。
こんな細かいシチュエーションを指定したが、ちょっとキャリアのある野球マニアなら「ああ、あれね」と膝をポンと叩くのではないかと。

ヤツは希代のカーブ打ちの名手ではないかと思いますけどね。
一本足がピタッと止まり、緩いカーブに全く泳ぐ事なくスーッとバットが出る瞬間はあたかも時間が止まったかのような錯覚を受ける。
ありゃたぶん本人にもボールは止まって見えてるんじゃないですかね。
まあそのタイミングで捉えたボールの飛ぶ事と言ったら、そりゃあ空調補正があるにしろぐうの音も出ない。

そんな彼も「ベテラン」とか言われる年代になったみたいですが、よく考えたら同級生なんだよなあ(笑)。
思えば桐蔭学園時代に「高木大成以来のすごいバッターがいる」なんて聞いた時からの付き合いですがw
今日の2発は、何となく全盛期のそれを思い出させるような一打でありました(カーブじゃなかったけど)。
それでも貴方はパンダ。
コメント
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