(初の京王線乗車@京王9701F)
三連休。
ここんとこの猛暑で、家人もみんなバテ気味。クーラーをかけて一週間籠城した結果、家にいても暑いだけだからどっか涼しいところに出掛けようよ~なんて言われたのですが、今更宿取ってなんて無理でしょと軽くたしなめる。「じゃあ、涼しくて子供が遊ばせられるようなトコってどっかないの?」と言われたので、ないアタマをひねってオーダーに応えてみる。やって来たのは京王線の多摩動物公園駅、高幡不動から多摩丘陵をクネクネと登る動物園線、昔は何にもない山の中を走っていたような印象があるのだが、並行して多摩都市モノレールが走ってたりしてだいぶ風景も変わりましたなあ。電車で来たのなんかウン十年ぶりくらいの話だが…ちなみに子供は京王線初乗車です。初が動物園線で良かったな。この親の場合競馬場線になった可能性も捨て切れないのでw
さて、多摩動物公園駅にやって来たとは言え、こんなクソ暑い中多摩動物園で動物たちと触れ合うつもりはさらさらない(笑)。やって来たのは駅前にある「京王れーるランド」。「じゃあ、涼しくて子供が遊ばせられるようなトコってどっかないの?」と言うオーダーに対するこの回答、入場料無料、クーラー完備。どうだ、文句あるまい。あ、最近活動報告が全然ないですけど、相変わらず子供の鉄道好きは絶賛継続中です。今日も「ようろうてつどうのしゅうてんはぁ~、いび!」とかいきなり謎の発言をして親の舌は巻かれっぱなしです。それ、岐阜県民でもあんま知らんのじゃないか?(笑)。BSの鉄道番組を見て覚えたようなのだが…
駅の改札口の横に併設された小さな鉄道博物館、と言った感じの「京王れーるランド」。中にはグッズ売り場、Nゲージのレイアウト、そして子供が大好きなプラレール!早速遊び始める子供を横目にオトーサンが観察すると、入線しているのは都営の10-300、京王の7000、9000、そして我々世代の京王のフラッグシップ車6000系。7000はスカートなしのデビュー時のスタイルのものもあって芸が細かい。プラレールは井の頭線の1000系がレインボーカラーで揃っておりまする。
オトーサンにはこの展示物も懐かしい。円形で「急」一文字の井の頭線の急行サボ、名車5000系の行き先表示幕は「多摩動物公園」の後ろにライオンの絵をあしらってあって、一種ヘッドマーク的なイメージが強く印象に残ってるなあ。「競馬正門前」だと馬の蹄鉄のマークだったよね。そして2012年に引退した井の頭3000系、京王6000系の引退ポスター、これ超カッコよくない?特に6000系、引退間近になってデビュー塗装に戻された時の一枚なのだけど、売ってたら買いたかったなあ。
実はこの施設、近日取り壊しが決まっております。
ただ、取り壊されるのも、今秋に駅の反対側にリニューアルオープンされるからなんですね。京王電鉄開業100周年を記念した事業による「新・京王れーるランド」としての発展的解消ってヤツでして、その建物自体もだいぶ出来上がっているようです。中をちょろっと見たら、ブルーシートに巻かれているけど展示車両も既に運び込まれてるみたいですね。そのラインナップはプレスリリースによると2400型、2010系、5000系、3000系、6000系とのことで、駅横のミニコーナーから、本格的な博物館へのグレードアップ。関東の私鉄では東急、東武に続く文化事業としての博物館の開業でして、物凄く楽しみな話題でもあります。つーか、小田急も早くやれw
そうなると、駅名も「博物館動物園」に改称か?(笑)。
それって京王じゃなくて京成じゃん。