青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

あれから三年

2014年03月10日 23時21分52秒 | 日常

(在りし日の新北上大橋@平成19年5月)

ここのところ休みの日でも全く自分の時間が持てなくてカメラを触っている時間もない。おそらく三月一杯は何も出来ないであろう事をここにご報告しておきますが、そんな忙しさの中でもまた3月11日がやって来ます。画像は震災から4年前の旧雄勝町(現石巻市)にあった国道399号線新北上川大橋。牡鹿半島方面にドライブに行った時に撮ったんだが、東北の大河である北上川の河口付近の雄大な景色の分かる1枚。大津波で手前の2スパンが破壊されたそうだが、この画像で言うと右側の橋のたもとには、大川小学校があったはずです。

大川小遺族、3・11の真相究明求める「提訴、最後に残された道だった」(産経新聞)

まさかこのような事になるとは、この写真を撮った時には微塵も思わなかった。
日本人の価値観を変えるほどの大震災、ほとんどの日本人が多かれ少なかれ心に一生背負った業のような天災でありました。もちろん3年程度ではその傷の癒える事はないものと思いますが、改めて犠牲者の方々に哀悼を。そして被災者の方々…なんか「被災者」ってくくりもかわいそうな人とそうでない人みたいに区分けしているようで嫌なんだけどさ、何もかも元通りにはならんと思うのだけど、少しずつでも前を向いていける新たな4年目である事を切に祈っています。祈るだけじゃダメなのかもしれないけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする