(緑に紅い矢を放ち@千垣橋梁)
寺田から立山線方面に上がって、千垣の鉄橋まで来ました。天候の回復を待っているんですが、今のところ空はどん曇り。SCWで情報を拾ってみると、かなり富山平野から雲は抜けて来ているので、もう少しのご辛抱と言う感じですが・・・。千垣の鉄橋もロケーションは相変わらず素晴らしいのですが、空が曇っているのにオーソドックスに撮影してもなんだかなーという感じでしたのでね。鉄橋の千垣側にグッと寄せて待っていると、宇奈月温泉発のAP2ことアルペン2号が橋のたもとからひょっこりと顔を出しました。この日はアルプスエキスプレスでの運転でした。
新緑でもなく、紅葉でもなく、雪景色でもない千垣の橋梁。風景的には中途半端だな。夏の暑さのせいなのか、常願寺川の断崖に沿った木々はやや赤茶けた葉の色をしていて、秋深まる頃にどのような色付きを見せるのか若干の心配はある。最近秋の紅葉が、夏場の日焼けや台風による葉の傷みによってきれいに色付かないような気がしている。夏場にダメージを受けた広葉樹は、秋の入口から早くも色が茶色っぽくなって、紅葉の本番を前にして落葉が始まってしまう。
ほぼ同じ構図の11月中旬の千垣橋梁はこんな感じ。それなりの色付きであった。カットは奇しくも同じアルプスエキスプレス、震災の次の年(2012年)だからもう7年前の話だ。そんな前になるのか。長野に住む某氏と2日間地鉄を追いかけ回したのだが、この頃から地鉄の事をかなり意識し始めた記憶があるなあ。この時に教えて貰った魚津の魚介系ラーメン屋は行くたびに贔屓にしていて、もはや富山へ行った時の楽しみの一つにもなっています。今回ちょっと時間なくて(ちょうど魚津付近を通りかかった時間が昼休憩だったんよね)行けなかったんだけど、あのスープは結構中毒的。富山の流行りは圧倒的にブラックラーメンだけど、そういうのとは一線を画したあの徹底的な魚介ダシ&豚骨スープはたまに無性に飲みたくなるんよね。って地鉄の話なんも関係ないやないか!