(4パン全上げ、2025出発進行!@野岩鉄道・会津高原尾瀬口~男鹿高原間)
野岩鉄道から朝帰りした大晦日は、昨日は蕎麦を食ってから一本ビールを飲んで、部屋で横になってからの後の記憶がない。紅白もゆく年くる年も何もなく、夢の中で迎えた年の暮れ。そんなこんなで元日は朝4時に目覚めてしまい、ゆっくりと沸かし直した新年の初湯に入ってから、とりあえず録り溜めておいた「ドキュメント72時間年末スペシャル」と「孤独のグルメ2024大晦日スペシャル」を見て周回遅れの大晦日を年またぎで終わらせる。本当であれば、年始は初日の出と初詣を拝むために早朝から出掛けていたのだが、親がこんな調子で完全に時間軸の外れた正月を迎えているのと、息子も今年が受験シーズンで正月となくやれ塾の冬期講習だ模擬試験だとやたらと忙しくしていることもあり、正月くらいはとゆっくり寝かせておいた。高校に無事合格したら、卒業旅行にでも連れてってやろうと思っているのだけど。
寝ぼけ眼で起き出した子供たちと迎える2025年の正月。そうそう、我が家の雑煮は長いこと嫁さんの実家方である長崎のアゴ出汁を使った雑煮だったのだが、いつも焼きアゴ出汁を送ってくれた親族が亡くなり、ストックも切れてしまったので今年からヒガシマルのうどんスープベースになった。ある意味我が家の食文化の断絶と転換であるし、嫁さんと結婚したことによって作られた我が家の味も転換期を迎えているようだ。小さいことだけれども、そういう事実が地方の高齢化と文化を伝承する力の衰退を感じさせるし、故郷が遠くなることと、時代が流れて変わって行く事が、正月の食卓にも表れている。毎年何気なく我が家に届いていた焼きアゴの粉末出汁、調べてみたらそう高いもんでもなかったので通販で購入してみようかなと思う。ヒガシマルの出汁で食べる雑煮が悪いわけではない(むしろ美味しい)が、なくなるもの、衰退していくものが多いからこそ、買って支えて大事にする。2025年と言わず、これからはそんなことをみんなで意識してやってかないと、ニッポンのすべてのものが細って行くばっかりだからね。
新年一発目のブログは、すっかり出さなくなった皆様への年賀状を添えて。
4パン全開で雪景色の中を力強く山王峠へ向かって力行する野岩の6050系の迫力たるや・・・
本年もよろしくお願い申し上げます。