(四十八瀬の新緑@新松田~渋沢間)
もはや掲載する時期を逸した感もありますが、桜が終われば新緑。新緑と言えば小田急線の四十八瀬川界隈。もうこれは毎年のルーティーンみたいなものなのだけど、家から一時間もしないで行けるお手軽撮影地だからね。新東名の新秦野ICを出たらそこがもう菖蒲なので。久し振りに渋沢5号とか行ってしまった。四十八瀬で午前中に新緑を写し込むなら、光線的にはここが一番色が出しやすいように思う。朝イチの上りで新宿へ向かう更新EXE。コロナ禍以降、ロマンスカーも6連が増えてしまったのだけど、更新と言えどもフル編成はいいね。
渋沢5号から渋沢7号へ。渋沢5号の内側の田んぼは近年米作りを放棄して久しく、下草が伸び放題で殺風景なことこの上ないのだが、ここ渋沢7号も踏切横の農家さんがどうも農業の規模をかなり縮小してしまったようで、手の付けられていない耕作地が目立ちます。以前は踏切を挟んで両サイドに小さいながらも果樹園があって、梨の花が咲く時期なんかきれいで良かったんだけどなあ。イノシシ避けの電気柵に注意しながら新宿行きの快速急行5000系。渋沢7号も時と共に風景が変わって行くけれど、四十八瀬の流れと、この時期のライムグリーンの新緑だけは変わらないね。
光に透ける萌黄色の新緑。みやこ食堂が臨時休業だったので、蛇塚の交差点にあるセブンイレブンで調達したおにぎりを木陰で食べる。そんな事だけでそれなりの癒しになる、新緑の四十八瀬。もう何回撮影したか分からん構図で。せせらぎの音で列車の通過が分かりづらいんだよな、川のほとりって。