青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

紀の国の レール巡りて 春の旅。

2022年05月03日 09時00分00秒 | 南海電鉄

(さあ、どこへ行こう@横浜シティエアターミナル)

我が家は、今年から上の息子が中学生になったんですよね。小学校の頃は、混むのを分かってても家族サービスだ!ってんで、GWでも何とか安い宿を探して1泊2日くらいの旅行に出掛けていたんですけど、中学生って事は部活があるじゃないですか。話を聞いたらGWも部活だってんで、家族単位の行動は難しそう・・・という訳で、久々のソロ活で変則2泊3日の遠征に出て来ました。意外とあっさりヨメのお許しが出たのが意外だったのだが、オトコなど親子で家にいないくらいが丁度良いのだろうか。亭主元気で留守がいいってヤツ。

「行く」という事だけが決まって「どこへ」が決まってなかった珍しい遠征だったんだけど、適当に横浜発の高速バスを探したら、空いていたのが和歌山バスの「サウスウェーブ号」。南海和歌山市駅行き。海浜幕張からディズニー経由で京成上野・YCATに寄り、堺・和歌山方面へ向かうバス。そういや、このバスには前も一回乗ったことあるな。あの時は神戸電鉄と阪堺電車に乗り、堺駅前から横浜に帰ったんだったっけ。繁忙期でも直前で探すから、目的地がちょっとマニアックな場所になりがちなとこある。という事で、深夜の新東名を夜行高速バスの人になったのでした。さすがにGW、何だかんだ車内はほぼ満席。そして前の巨漢デブが全開にリクライニング倒してひたすらゲームやってるのがウザくてしょうがないのだがそれも繁忙期か。ちびちびと控えめに晩酌しながらスタート。

夜行高速バスではあまり眠れないもの。ただ、今回は寝酒が効いたのが思ったよりは眠れた。長篠設楽原・御在所あたりでの乗務員交替の時に起きてしまったが、目が覚めたら堺東の駅前付近だったもんなあ。堺東駅前→堺駅前→泉北高速の泉ヶ丘駅前を経由し、JR和歌山駅から終点の南海和歌山市駅に到着したのはAM7:00。予定だと7:40なので安定の早着である。夜行バスは何もなければだいたい早着するものだけど、この30分以上の早着は嬉しい。それだけ朝に行動する時間が取れるのだから。

南海・和歌山市駅。JRの和歌山駅とは街を挟んだ反対側。結構離れている。少なくともJR松山駅と伊予鉄の松山市駅の感覚でいると痛い目を見る。バスも出ているが、経由地が分かりづらいので双方の移動はJRの和歌山支線で行き来するのが手っ取り早いか。街の構えで言えばJR和歌山駅の方が圧倒的に玄関口な感じがするのだが、南海の市駅も駅にホテルと和歌山市立図書館が併設されたりしてて、商業と文教施設が一体化した立派な建物。

ともかく、ノープランで来てしまった和歌山。南海の和歌山市駅を、近くの踏切から眺めてみる。こないだ、近鉄が設備投資して昭和の古い通勤型車両を取り換えるプランみたいなのを発表してたけど、南海も昭和40年台のクルマがのさばりまくってるのが良いですな。


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