(画像:本牧海釣り施設)
この趣味、朝早く起きる事が苦にならないのはいいなあ。
家から40分で行ける釣り場に、先週のボラ祭りのリベンジを果たしにいざ、出陣。
てな訳で、本日は朝6時から本牧の海釣り施設に行って参りました。
つか、朝早く起きてチョチョッと遊んで来るのに、釣りと言うのは最適なレジャーかもしれない。朝の近所の散歩の延長線みたいな感覚。
ここは横浜港の南部、
本牧埠頭の突端部にある公営釣り場。ただし、ここは東京近郊で整備された釣り場なので、
利用料がかかってしまうのがシャクと言えばシャク。調べてかなかったんだけど結構高くね~か?w釣れなかった時のオミヤくらい付けてくれねーと合わないと思うが…
まあ、確かに
管理された釣り場と言う事で、堤防は鉄柵が設けられてて転落の危険性もなく、鉄柵に竿を置いて釣る事も出来るので釣りやすいし、置きっ放しで悪臭を放つ腐れアミエビや腐れボラが放置されている訳でもなく、売店もあって仕掛けの補充も出来るし、水道もあるから帰りがけに道具や手も水で洗える利点はある。道具を海水で洗って持って帰ると車の中が潮臭くなるからなw
本当なら画面の中央にある沖へ出る渡り桟橋を使って沖目狙いをやりたかったんだが、先週の台風9号で桟橋がぶっ壊れてて立ち入り禁止。つか、それならなおの事入場料は半額くらいにして欲しかったw
周囲の釣り人は主にクロダイのヘチ釣りか、投げで青物やシロギスなどを狙っていた。本来は900円払うからにはそのような高級魚狙いでモトを取りに行くべきなのだろうが、自分はマイペースに手馴れて来た
アミコマセのトリックサビキ一本勝負。まあ、どこの堤防どこの港持ってってもこのエサと仕掛けさえあれば何かしらは掛かる一番確実性の高い釣りだと確信しているので…これで八丈島ではムロでもワカシでも取って来たんだから。
高いエサと仕掛け使っても、何にも釣れなきゃ面白くないし、そんなテクもないし(笑)。サビキに飽きた時が次のステップに進む時期なのだろうが、それが来るまではこれで楽しんでいようと思う。
冷凍のアミコマセが解けるのを待って7時頃から釣り始め。基本は海底まで仕掛けを落とし、タナを取ってシャクるのみの単純作業。最初のうちは朝の早い潮に仕掛けが引っ張られてアタリも取りづらく非常に釣り辛かったのだが、満潮に向かうにつれて潮の速さが収まり、水もどよんと濁りが入ってきた。数少ない経験則では、濁りが入ったほうが魚の視認性が下がるようで釣れやすくなる。オモリ先にぷるぷるぷるとアタリがあって、引き上げてみたら
カタクチイワシが鈴なりにぶら下がっていた。
このカタクチイワシと言う魚は群れで食ってくるようで、釣れる時はコイノボリのように、はたまた運動会の万国旗のように一気に釣れるのが面白い。掛かったと思って引いた糸目掛けてさらに追い食いしてくるような感じ。ジンタ(豆アジ)なんかもそうだが、ハリをたくさん付けたサビキと言う釣り方に一番マッチしている魚かもしれない。
これが釣られた
カタクチさん。口をパカーと開けてコミカルなマヌケ面をしている(笑)。この大きな口で海中のプランクトンを吸い込みながら生きているらしい。口が顔の片側に寄って大きい事から「片口」と言うそうな。10へえ。
群れで動くため、掛からないときは掛からない。しかし掛かったら鈴なりなので、手返し(再度エサを付けて海中に仕掛けを投入する事)のスピード勝負になる。釣りと言うより勝負感覚はベーゴマみたいな感じ。ボンボン上げて、ハリを外すのは面倒だから竿を振ってバンバン堤防の上に落とし、拾い集めてクーラーに投げ込む。乱暴な釣り方だw
しかし周りを見回しても、せっせこせっせこ小イワシを釣っているのは自分だけ。本牧の常連さんは狙わないし、見向きもしない魚なのかな。それでも釣れれば面白いし、周り見回したら全然釣ってなかったんでカタクチイワシでも釣ったもん勝ちだと思うのだが(笑)。
本日の釣果。
ちなみにもっと釣れてたけど、カタのいいのだけ集めた結果。
下ごしらえは簡単。塩をかけて揉み洗いしてぬめりを落とし、頭をポキリと手で折ると、ワタまでヒョロロンと抜ける。カタクチさんは下ごしらえまで考えてくれている便利な魚ですw
あとは味塩コショウを多めに振り、片栗粉をまぶして揚げるだけ。
●今日の一品
カタクチイワシの唐揚げ
昼間からビール飲んでもうた。