青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

距離別料金体系

2007年09月22日 00時18分57秒 | 日常
首都高の距離別料金体系が試案として公開されたが、

あまりにもひどい。

>東京都内の路線では走行距離3km未満で400円とし、
>それ以上は1km―1.5km増えるごとに50円ずつ加算して、
>上限料金を1200円に設定するという。

自分は首都高乗ったら端から端まで目一杯使う人間なんで、こんな法案通ったら首都高に乗ることは少なくなりそうだな。
長距離課金を割高にすると、余計に一般道に車が流れると思うよ。マジで。
一生懸命用賀から千鳥町まで下道で粘るトラッカーの列が目に浮かぶようです。

で、この制度のクソなのは、

>いずれも自動料金収受システム(ETC)搭載車を対象とした料金で、
>未搭載車には走行距離にかかわらず上限料金を適用する。

はあ?
自分はETCユーザーだが、世の中の車の全部にETCが付いていると思ってんのか?

ETC付けてない人は首都高乗るのに1,200円払ってください?

…ホント道路利権に絡む人間はアフォだな。
ETC天下り団体への見事な利益誘導お疲れ様であります!

※この「ORSE(道路システム高度化推進機構)」は、誰かがETCのセットアップをするたびに3,000円の手数料を何もせずに利用者から徴収する謎の団体であります。もちろん天下りのすくつです。

>首都高側の試算では、1日に通行する車両の54%が現行料金以下の額を、
>46%はより高い額を支払うことになる。

これは当然全部の車がETCを搭載していると仮定しての試算だと思うのだが…
見事な実質値上げ。

こんなクサレ法案ぶっ潰せ!
コメント
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