青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

結末

2010年10月19日 23時35分02秒 | 日常
午前中に携帯の着メロを Baseball Legendに変更し(笑)、本日も試合開始からBSで試合をじっくり見る予定で夕飯も早めに済まし、ちょろちょろと暴れる子供をとっ捕まえながらの観戦ではありましたが、最後の勝負は本当にあっけない結末でしたねえ。中四日中四日で連投の成瀬が叩かれて叩かれて上向きになるようなピッチングなのに対し、な~んだか杉内はコントロールが悪く重っ苦しい内容。それでも5回までは攻めあぐねていたんだが、5回2死無走者からの4失点。つーか満塁で井口に押し出し死球食らわせた時に明らかに一杯一杯なのにベンチでダンマリの秋山ってどうなのよと。自分は当然ここで和田に継投持ってくと思ってたのだが、4点取られて次の回から和田ってなんか遅いよね、と。任せたからには杉内と心中って考えだったのかな。案の定和田には手も足も出ませんでしたし。
そもそもシーズン中の安定感で言えば圧倒的に和田だった訳で、対戦成績からも和田を初戦に使ってれば今日の先発だったし、ここらへんも短期決戦の勝負のアヤなんでしょうね。それに引き換えロッテはまあ頼れそうな投手は成瀬しかいないし…って感じだったんで、連投、連投での連勝はハマったって事なんでしょうね。あと別の試合でも先発をさっさと見切って、早いイニングから第二先発のような形で俊介とか小野とか効果的に使ったよなあ。短期決戦ってのは、レギュラーシーズンみたいに選手の格とかプライドを重視してると終わっちゃうんだよね。まあホークスは前監督から一貫して格を重視するチームカラーですから、そこらへんがどうにもCSって言う制度に馴染まないんじゃないかと。その分ペンだの大嶺だのを先発させるしかない西村の方が、変にこだわらないでパッパパッパと調子いい選手のカードを切って行く事が出来たと思う。

まあ見てる方も2005よりは全然気楽だったかなと。
SBの打線がかなりどころか極めてクソだったんで、どの試合もそんなにプレッシャー感じなかった。
まあ1点でも取られたらあり余る中継ぎ陣で抑え込まれちゃうんで、攝津だの森福だのファルケンだのがいつ出てくるかと言う方が怖かった。のだが、そんなファルケンを昨日に続いて今日もフルボッコ(笑)。そう言う意味で形を崩された昨日の負けでSBには事実上詰みになっていたのかもしれませんな。風物詩マニアとしては松中とか小久保なんだろうけど、彼らに関してはまああんなもんだろうと。個人的には今回は申し訳ないけどまったく気配がなかった川崎が戦犯のような気がするね。川崎と本多で連携してチョロチョロする場面がほとんどなかったから。

しかしながら、試合終了直後にすぐ松中をアップで抜いたNHKのカメラワーク。
分かってるのうと言う感じだった(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クライマックスのクライマックス

2010年10月18日 22時21分15秒 | 日常

(画像:舟盛り)

子供が生まれてから家族では初めての旅行だったんで、夕飯はフネ一艘をテーブルに浮かべてちょっと奮発しちゃいました(笑)。交通費あんまりかかってないんでその分をメシ代にぶっ込んだ感じ。船上で目立つ真っ赤な魚は、伊豆だからキンメダイだと思ったらキントキダイと言う魚だそうな。名前だけは知ってたけど。初めて食ったが、タイのようでタイよりはちょっと淡泊じゃない感じですが身がシコシコしてなかなか美味いね。タイを釣ってると釣れて来る魚らしいですが、南伊豆ではポピュラーなんだとか。ちなみにこの横に伊勢エビが二匹、刺身と焼きで用意してもらっております(笑)。なんかビールの大瓶一本サービスして貰っちゃったり、子供のために刺身を湯通しして食べやすいようにしてくれたり、西伊豆雲見のお宿はなかなか人懐っこいおもてなしのいい旅館でした。

王手を掛けられて心おきなく伊豆に行って、帰って来たら逆王手がかかったでござるの巻。
いやあ~、負け投手ファルケンボーグってのはその文字だけ魚拓取って持って帰りたいですねw
まあ今までは無条件で防空壕に逃げ込むだけだったんで、竹槍でB29を撃ち落とした気分と申しましょうか(笑)。
大隣のデキが良かっただけに、6回から2イニング連投ってのがアヤだったかねえ~。
あと1イニング引っ張って、7回ファルケン8回攝津だったら負けてたでしょう。
行きがけの駄賃でこれも今までず~っと打てなかった森福も打ったし、今日は赤飯だね。

ここまで来るともうどっちもどっちでどう転ぶかも分からない五分の勝負、明日まで休みを取っていた自分の慧眼を褒めつつ18時からNHK-BSにかじりつきたいと思いますが、それにしても国営BSはパシフィックのCS完全中継ってのは素晴らしいね。セのCS1stは関東圏では中継なかったし…今日もBSでガッツリ見させてもらいました。解説がクサなのはいただけなかったがw

ちなみにNHKのプロ野球中継、エンディング音楽がカッコよくて好きなんだよなあ。
その日のプレイを画像編集したムービーシーンの作り込みといい、見終わった時の充実感を引き立てるよね。

NHK プロ野球中継ED

誰が作ってる音楽なんだろうか。CDあったら買うぞw
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

too late too little

2010年10月17日 21時36分01秒 | 日常
(画像:と言う訳で遅い夏休み@西伊豆)

遅い夏休み、皆様のように激しい遠征など夢のまた夢ですから、とりあえず温泉と美味い魚を求めて伊豆半島へ。
伊豆半島って~と伊東や伊豆高原、熱川あたりの東伊豆か、伊豆長岡とか修善寺あたりの中伊豆かってとこですが、今日は西伊豆は松崎町の雲見と言う場所までやって来ました。元々西伊豆って場所は鉄道もなく道も不便ですから、伊豆半島の割に鄙びた景色が多く残ってますし、完全に大手企業が観光地化した東伊豆と比べて色んな意味でお安い(笑)のもいいとこなんですが、さすがにこのあたりまで来ると完全にただの鄙びた漁村めいて来る。潮焼けした爺さんが所在なげに短いタバコを燻らせているような漁村と言いましょうか…
まあ普通に車を走らせても沼津のインターから数えるのもめんどくさくなる小さな漁村を縫って2時間半かかりますから、伊豆半島の中でも相当行きにくい場所だとは思うけど。

温泉入って舟盛り食って、嫁の子育て労って。
個人的には夕日を楽しみに来たのだが、夕日の沈む方向には厚い雲が。旅館の屋上露天風呂からほのかな夕焼けが楽しめただけで願いは果たせず。場所の名前が悪いのか(笑)。

秋空の 雲見に来たり 雲見の湯
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麦わら帽子は もう消えた

2010年10月15日 23時00分00秒 | 日常
田んぼの蛙も もう消えた
それでも今日から 夏休み♪

と言う事で他人から遅れる事2ヶ月、ようやく明日からささやかなる夏休みを頂く事が出来ました。
が、なんかCS観戦で終わってしまいそうだw
NHK-BSがしっかり中継してくれるのは嬉しい事だが。

今日はさすがに仕事で観戦は出来ませんでしたが、今日は仲根かすみ泥棒にサクサクっと抑えられてしまったので特に見所なし。2安打なんてどうもならん。意外に昨日今日と試合としては淡々と来た感じがするが、明日はホールトンとマーフィーと言うどのみち当てにならないP同士なんで景気の良い打ち合いになることを期待。見たいぜ秋の風物詩。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海から生まれた銀河系

2010年10月11日 22時33分46秒 | 日常

(画像:片瀬東浜)

三連休の最後はどっぴーかんに晴れ渡りました。我が家のマンションからも、すっきりと富士の嶺が見えた朝。本当なら朝からせっせと出掛けたい!そんな一日のスタートですが、昨日遅くまでスポーツニュースをハシゴした結果見事に出負けしてしまいました。焼きジャケと卵で朝飯を済まし、ウダウダと「とくダネ!」とかを見ながら「俺もキャンドルアーチストにでもなってみっかなあ」とか戯言をほざきつつ、ちょっと子供を連れて散歩がてら出掛けた湘南江の島。NHKのお天気カメラでおなじみの片瀬西浜は、すっきりとした秋の空気と寄せる波が美しくていい雰囲気。

 

家から小一時間で行ける範囲としては、最近わりと好きな江の島・腰越界隈。腰越には小さいながら漁港があって、11時頃に行くと朝の漁で上がった獲れたての生シラスにありつける。家を出る時、時間的にちょうどよい頃合いだなあと思ってたんでね。最近「湘南しらす」などと銘打ってブランド化に努めた結果、湘南地区ではかなり市民権を得て来た地場モノのブランドですが、初めて江ノ電を撮りに来た2~3年前まではまだまだマニアックな食いものだったように思う。漁港の脇の売店で生と釜揚げのシラスを1パックずつ計1,000円。シラスなんてスーパーで売ってるし、大した事ない食い物…と言ってしまえばそれまでだけど、なんかこう言う「ぶらり途中下車」のようでもあり「散歩の達人」的でもある行為が私は好きです(笑)。


あくまで今日の海はキラキラと銀に輝き、葉山か逗子か江の島か、とりあえずそこらじゅうのマリーナから繰り出したヨットが七里ヶ浜の沖合を埋める。波の穏やかな事、さざ波に光の回る様を「縮緬皺(ちりめんじわ)」なんて言ったりしますが、シラスを茹でて干したのもチリメンジャコなんて呼んだりしますね。腰越の漁港から子供を乗せたバギーを押しつつ鎌倉高校前まで散歩したら結構汗をかいた。鎌高前の駅のベンチで座って一休み。


これが腰越漁港・有限会社勘浜水産謹製「湘南しらす」生&釜揚げセット。
どうでもいいですが小さい頃シラスのパックの中にちびこいタコとか入ってると嬉しくなかったですかw
釜揚げは市販のものよりはかなり塩味薄めに炊かれているので、子供にも食わせてやれます。
生は一日経ったらダメになっちゃうので、買ったその日に使い切らないといけません。
船で取って、洗って、パックに入れただけだから、どんどん鮮度が落ちてしまうんだそうな。
確かに時間が経つとどんどんデロデロになってしまうのが問題点なんで、冷やしてお持ち帰りくださいね。
(まあ翌日以降は火を通せば食べられるんだけど)


と言う訳で、生シラス丼をあつらえてみました。
ご飯をよそって、刻み海苔を敷き詰め、そこに好きなだけ生シラス。それに万能ネギを散らしてオロシ生姜を一つまみ。かけダレは醤油を生のままかけるときついので、味ぽん+醤油のハーフ&ハーフが私の好み。人によっては真ん中にくぼみを付けて生卵の黄身を乗せる、と言う食べ方もあるのだけど、朝に卵を食ってるので今回はパス(笑)。ただでさえプリン体多そうな食いものだしw
しかしこの一杯だけで何匹のシラスが乗っかっているのか。彦麻呂が見たらご飯の上の天の川や~!くらい言いそうな総シルバーのカラーリングは食べるカシオペアと言っても過言ではない(笑)。カタクチイワシに呪われても仕方がないくらいだが、ちなみに欧米では日本人のこう言う魚の食い方が「資源の乱獲に繋がる」として批判の対象らしいですね。ヤツら曰く「何でもっと大きく育ってから食わないんだ」と言う事らしいのだが、お前らの言う事聞いてたら佃煮屋は全員廃業ですよっと。

口の中に入れると上等のイカ刺しのような甘みとねっとりとした旨味。
内蔵のかすかな苦味と渋味が相まって、ああこれこれ、この味だね!って感じですね。
湘南の海はサーファーとボーダーのものじゃなくってよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする