青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

病魔が時

2011年02月05日 23時25分48秒 | 日常
今週水曜日からヨメさんがインフルエンザで伏せっており、ヨメさんの母親他の応援を仰ぎながらなんとか切り盛りしていたのだが、昨日から子供も熱を出し始め、本日病院に行って診察して貰ったらこちらも見事にインフルエンザとの事。家族の過半数がインフルエンザって我が家崩壊の危機じゃねーか(笑)。つか、ヨメさんも私も一応インフルエンザの予防接種受けてたんですけどねえ。接種してたからってかからない訳じゃないのは知ってるけど、3,000円も払って痛い思いして結果がこれでは恨み節の一つもひねりたくなるもの。
しかし今日の午前中小児科に連れてったんだけど、世の中風邪が大流行してるみたいで待合室は年末の上野駅ですか?って感じでした。あっちでコンコンこっちでコンコン、診察室から聞こえて来る泣き叫ぶ子供の泣き声とのコラボとこっちまで具合が悪くなって来そうな状況で、受付から診察まで2時間半の忍耐の旅。結局タミフル渡されて帰って来たら時計は午後3時を回っており、何だかどっと疲れたので子供を義父母に託して寝てしまった。無責任と言う勿れ、これでも頑張っているつもりなんですから(笑)。

と言う事で確実に現在の我が家はインフルエンザのウィルスがてんこ盛りの状況な訳だが、今さらウィルスを嫌って「じゃ俺実家帰るから」とか言ったらそれこそ一家離散の状況になりかねないので(笑)大人しく看病に付き合う事になりそう。こんな環境の中で暮らしている訳ですからもう完全にインフルの保菌者になっている事は間違いないので、あとは発症するかしないかの二択の勝負。己の肉体がウィルスに勝てるか、はたまた負けるかのガチンコバトル、来るなら来い!と若島津くんのような心境で審判を待つしかないなと思いつつ夕飯のよせ鍋ではネギを集中的に食ってみた(笑)。カゼってネギとかショウガとか食ってればかからないって昔ばっちゃが言ってただ。喉が痛いと言ったら叩いて潰した焼きネギをガーゼで喉に巻くような荒療治をさせられた記憶があるのだが、あれって効くんか?
ただ、旬の冬の太く良く育ったネギって美味しいですよね。この時期のネギはただ串を打って焼いただけのネギを醤油と一味で食ったりするのもウマイもんだが、ちなみにヨメさんはネギとかタマネギの類が大っ嫌いで、外食する際に何かに乗っかって出て来るとかけらも残さず全部私の皿にパスが出るほどの徹底ぶり。あの独特のツンとするネギ臭さが嫌いらしいのだが、そのネギ臭さの元である「硫化アリル」に薬効があるらしい。よって、このインフルに私が克つ事が出来たなら、それはネギの力だと思う事にする。

昔だったら「インフル食らったら会社休んで『みんななかよし』とか『うたってゴー』とか見てればいいんだべ(やってねーよw)」とか思ったものだが、今は会社なんか休もうものなら逆にその後の未処理案件の山積みっぷりが怖くてしょうがないw。これが社畜になると言う事なのか。ただ、それなら「いっその事会社にミサイルでも落ちてくれ」と思っているあたりがまだ社畜ではないと信じてる、信~じてるby槇原敬之。そう言えば昔はカゼ引くとよくヴェポラップ塗られませんでしたかね。最近見ないけどまだ売ってるんだね。あのヒヤリスースーしたジェル状の薬を母親から胸に塗られるって行為、結構「性の目覚め」に繋がる淫靡さがあるような気がするのですが私だけでしょうか(笑)。ホムペの画像見たら確信しちゃったんですがwこれが少年の性の目覚めを惹起せずしていられるかと(笑)。まあ、脳にインフルエンザが回って来たのかな?と思って受け流してくれ。

ヴェポラップでイタ・セクスアリス。
大正製薬も罪な製薬会社だな(違)。
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貧すれば鈍する

2011年02月04日 23時32分25秒 | 日常

(画像:長野電鉄屋代線・松代駅)

ついぞ先週訪問したばかりの長野電鉄からこんなニュースが。

長電屋代線の廃止決定(YOMIURI ONLINE)

ま~結構前から噂にはなってましたが、長野電鉄の屋代線が廃止されてしまうらしい。長野のちょっと手前、屋代と言う街から須坂っつー街までの25kmを結んでいる路線なんですが、東京に住んでいたらどこだかよく分かんないなって感じでしょうか。最近鉄道路線の廃線と言うのも一段落しているように思ったんですが、まだまだ廃止は続く鉄道受難の時代。沿線は千曲市・長野市・須坂市の市街地を走っているのでそこまで山ん中のローカル線って訳でもないですし、普通にそこそこ住民もいるんですがねえ。元々官営鉄道が通らなかった千曲川右岸の街をカバーするために通した鉄道と言う側面があって、長野市の中心部に向かわないと言う路線の形状?がアダになった感があります。

長野ってのはオリンピックを契機に凄く道が良くなってますからね。上信越道が開通して、長野ICや須坂長野東ICに長野中心部から繋がる片側2車線の道が出来て、千曲川にバンバン新しい橋が架けられて、屋代線の沿線民は電車に乗ってわざわざ須坂だとか屋代まで遠回りをせずとも、車やバスで直接長野の中心部に行けるようになってしまった。松代から長野に行くのに、電車では須坂を回って1時間(料金1000円)、屋代を回って40分(料金720円)に対して、バスは30分で600円。これでは勝負になりません。30分に1本あるバスに対して、屋代線って日中は1時間半も電車が来ない時もあるっつースカスカのダイヤですからねえ。なんか不便だからみんな乗らない→乗らないから本数減らす→さらにみんな乗らなくなる→本数減らす→以下(ryみたいな、典型的「貧すれば鈍する」な末期的悪循環に陥ってしまった。ただ走らせているだけで毎年2億円弱の赤字ってのは、いくら公共交通とは言え私企業に負担してもらうのは酷な収益状況みたいで、このままだと収益を何とか確保している長野線(長野~湯田中間)も一緒に沈没だと考える長電社長の気持ちも分からんではないわな。先日須坂駅で見た屋代線の利用者は、バッグを持った高校生がほとんど。通学定期だけじゃ収益にならないよね。

ただ、個人的に思うのは、収益が赤字であるとかケーザイの話では理解出来ても、なんかそー言うものも維持出来ない日本の余裕のなさみたいなのがイヤだよね(笑)。これは平成10年代に相次いだ地方競馬の相次ぐ廃止の時にも思ったんだけどね。人件費圧縮を目的とした効率化みたいなものを職場でも最近クドクド言われるんだが、業績伸ばして仕事終わらせて早く帰れってのはムリだろ(笑)。最近ラジオで国会中継をよく聞くんだが、本当に共産党の志位センセはまっとうな事を言ってるよなあとつくづく思います。一票を投じるかどうかは別にしてねw
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