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おめでとう、南都銀行女子ホッケーチーム優勝!/愛顔つなぐえひめ国体(2017 Topic)

2017年10月05日 | お知らせ
うれしい知らせが飛び込んできた。「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の第5日、「しおさい公園伊予市民競技場」で行われた成年女子ホッケーの決勝戦、奈良県チームの「南都銀行SHOOTING STARS」は、広島県「コカ・コーラウエストレッドスパークス」と対戦し、2対2で引き分け、大会の規定により両者優勝となったのだ!

奈良県チームは、10年ぶり12度目の快挙である。なお成年男子の天理大学チームは、栃木県チームに惜敗し、決勝進出とはならなかった。奈良新聞のスポーツ面「ホッケー成年女子 10年ぶり12度目、県勢頂点 広島とドロー 両者優勝 成年男子は決勝逃す」から一部を抜粋すると、


これら3枚は過去の試合の様子。南都銀行のHPから拝借した

奈良の優勝は2007年の秋田国体以来10年ぶり。広島は昨年の岩手国体の決勝で敗れた相手。主将の野村香奈は「単独優勝を狙っていたので残念」と、5連勝に喜ぶ広島を尻目に、悔しさを吐露した。

奈良は前半6分、ゴール前のもみ合いから相手がクリアしたボールを眞鍋敬子が拾ってシュート。眞鍋は本来ディフェンダーで、サークル内から上を狙うシュートを打つことは少ない。「相手のいないところに振り抜いた」のが先制点になった。しかし、広島がその7分後に得点し、勝負は振り出しに戻ったまま後半に突入した。



終始ゲームをリード
後半も奈良が2点目を先制した。5分が経過したところで、奈良は左のマイボールから野村の放ったスクープパスを勝又舞が受けて見事なシュートを決めた。スクープからのシュートは広島が得意とする戦法。「広島の準決勝を見て私たちもやってみようと思った」と野村は話すが、人工芝のコンディションなども考慮して、綿密に計画した上での作戦だった。勝又は野村とアイコンタクトを取り、今がその瞬間であることを察知。ゴール前に走り込んだ。



相手のお株を奪う得点でゲームの主導権を握れたかに見えたが、前年の覇者はそれを許してくれなかった。後半15分、再び同点にされる。それ以降、連続PC(ペナルティーコーナー)の獲得などで好機を手にするが得点にはつながらず、引き分けで試合終了となった。

野村主将 単独制覇ならず悔しさも
「優勝は勝ち切ってこそ。それが自信になる。先制してただけに勝ち切ることができれば今後にもつながった」と主将の野村。しかし「去年同カードで負けたので同率でも優勝できたのは良かった」と安堵した表情を見せた。(有賀)


手に汗握った試合の様子が見て取れる。スクープ(ボールを空中に放つこと)からのシュートは「広島の準決勝を見て私たちもやってみようと思った」とは、心強い。このような当意即妙の作戦が相手を攪乱させたのだろう。ドローは悔しいだろうが、昨年の決勝戦での敗退のリベンジになった。

12月には岐阜で「全日本選手権大会」がある。ぜひこの勢いで、全日本での優勝をめざしてください!

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