めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

冬は減塩で?

2006-11-08 | 薬膳&食療(野菜)
冬の薬膳の基本原則に、

“塩辛い味を控えて、苦味を沢山食べましょう”

とある。ここで言う味とは、食材の味を“酸、苦、甘、辛、塩辛い”の5種(五行)に分類したもの。(塩辛いと言っても、単に塩が多くてしょっぱいと言う意味ではない。)

それぞれ帰属する臓器があって、順に肝、心、脾、肺、腎 となっている。

冬は腎経が旺盛な時。そして、五行の力関係で言うと、腎は心を抑制している立場にある。

なので、塩辛い味の物を沢山食べると、もともと旺盛な腎の力がさらに旺盛になり、心を抑制しすぎてしまい、心の力が弱まってしまう。

だから苦味のモノを沢山食べて心の力を補ってあげようと言う事。

もちろん生活環境や個人の体質も考慮が必要なので、誰にでも当てはまる事ではないので注意

私は苦味のものがあまり好きでないので、塩辛い味を控えるだけにしようかな~

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陽気を守ろう

2006-11-08 | 健康・養生
さすが冬

朝が寒い~~

目覚まし時計の針をもう30分遅らせた方が良いんでないかい??

と思い、本で調べてみたら、、、

“冬は陽気(エネルギーやパワーみたいなもの)を損なわないように寒気から守るべし”

とあるではないか! なので、太陽が顔を出して暖かくなってから活動し始めると良いらしい。

なるほど。だから冬は早起きでなくてゆっくり起きると良いのか。

陽気は体温を維持したり、体内の臓器の活動のエネルギーとなる。そして、寒気が大の苦手。

体が冷えやすくて、日光浴が大好きな人は体内の陽気が少なめなので、どんどん日光浴をすると良い。逆に、いつも元気でパワーがみなぎっていて、冬の寒さもヘッチャラ!と言う人は、体内に陽気がみなぎっている証拠。

冬に特に気をつけなければならないのが、急激な温度変化。室内外の温度差が激しいところの出入りが多い人は、簡単に温度調節が出来るように対策を考えると良いと思う。

と言うのも、汗をかくと汗腺が緩み、そこから寒気が体内に入り、風邪を引いたり関節が痛くなったり、筋肉が硬直したりと言った不調を引き起こす事になるから。

暑い室内で汗をかき、そのまま寒い外に出たら、、、 ダメだよね~

だからこれ一枚着たらどんな寒さもヘッチャラ!ってくらい防寒度なダウンジャケットが欲しいな~

毎年デザインで妥協できず見送っているけど、今年こそは健康の為に

良いジャケットに出会いますように
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