澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「アジアの”一等国”」への反証~アメリカから見た日本の台湾統治

2009年04月24日 16時27分50秒 | マスメディア

NHK「アジアの”一等国”」については、ついに自民党議員団からもクレームがだされたようだ。どこまで「政治問題化」するのか注目したいところだ。
インテリ系の友人は、「日本の近代史をよく描いている。さすがNHKだ」と絶賛しているが、Mixi上の知人などには「激怒」して「NHK受信料不払い」を宣言した人までいるほどだ。

右も左も問わず、皆さんに見ていただきたいのが「知られざる台湾」(全5回 2008年米国ディスカバリー・チャンネル制作 現在放送中)というTV番組だ。
この「知られざる台湾」の「台南市編」では、日本の台湾統治について採り上げられている。アメリカのTV局がどのように取材、放送しているか、ぜひ見てほしいと思いyoutube上にUPした。


【知られざる台湾・台南】よりyoutube画像

 http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM


ここには、NHKが使った「日台戦争」「漢民族の台湾」「日本は中国語を奪った」「人間動物園」などという毒々しい言葉はひとつも見られない。むしろ、常に外来政権によって支配されてきた台湾の歴史が淡々と描かれる。
その中の「日本統治時代」は、台湾を近代化させた輝かしい時代として描かれている。米国ディスカバリー・チャンネルは、日本のために歴史を偽造する義理もシンパシーもないのだから、これが歴史的に定まった評価なのだと考えるべきだろう。
翻って、NHKは「プロジェクトX」を作る感覚で番組制作に取り組み、台湾の歴史の複雑さを顧みることなく「アジアの”一等国”」を作ってしまった。それは単純な「白黒」史観と言えるだろう。
マスメディアとしてどちらがまともな制作手法なのか、あえて言うまでもないだろう。

「アジアの”一等国”」をご覧になった方は、ぜひ、併せて上記のyoutube映像を見ていただきたい。あの番組がばらまいた毒素の”解毒剤”として…。
どんな立場の人でも、両者を比較すれば、NHKがいかに過剰な演出を施した奇怪な番組を作っているか了解されることだろう。

 

海角七号 映画オリジナルサウンドトラック(台湾盤)

Forward Music (TW)

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「アジアの”一等国”」への反証~アメリカから見た日本の台湾統治

2009年04月24日 16時27分50秒 | 台湾

NHK「アジアの”一等国”」については、ついに自民党議員団からもクレームがだされたようだ。どこまで「政治問題化」するのか注目したいところだ。
インテリ系の友人は、「日本の近代史をよく描いている。さすがNHKだ」と絶賛しているが、Mixi上の知人などには「激怒」して「NHK受信料不払い」を宣言した人までいるほどだ。

右も左も問わず、皆さんに見ていただきたいのが「知られざる台湾」(全5回 2008年米国ディスカバリー・チャンネル制作 現在放送中)というTV番組だ。
この「知られざる台湾」の「台南市編」では、日本の台湾統治について採り上げられている。アメリカのTV局がどのように取材、放送しているか、ぜひ見てほしいと思いyoutube上にUPした。


【知られざる台湾・台南】よりyoutube画像

 http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM


ここには、NHKが使った「日台戦争」「漢民族の台湾」「日本は中国語を奪った」「人間動物園」などという毒々しい言葉はひとつも見られない。むしろ、常に外来政権によって支配されてきた台湾の歴史が淡々と描かれる。
その中の「日本統治時代」は、台湾を近代化させた輝かしい時代として描かれている。米国ディスカバリー・チャンネルは、日本のために歴史を偽造する義理もシンパシーもないのだから、これが歴史的に定まった評価なのだと考えるべきだろう。
翻って、NHKは「プロジェクトX」を作る感覚で番組制作に取り組み、台湾の歴史の複雑さを顧みることなく「アジアの”一等国”」を作ってしまった。それは単純な「白黒」史観と言えるだろう。
マスメディアとしてどちらがまともな制作手法なのか、あえて言うまでもないだろう。

「アジアの”一等国”」をご覧になった方は、ぜひ、併せて上記のyoutube映像を見ていただきたい。あの番組がばらまいた毒素の”解毒剤”として…。
どんな立場の人でも、両者を比較すれば、NHKがいかに過剰な演出を施した奇怪な番組を作っているか了解されることだろう。

 

海角七号 映画オリジナルサウンドトラック(台湾盤)

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はしゃぎすぎ!! 「草なぎ剛」のマスコミ報道

2009年04月24日 08時23分52秒 | Weblog
草なぎ剛が逮捕されたニュースで、各マスコミは大騒ぎ。




そもそも、真夜中の3時、赤坂の公園なんて誰もいないだろうに、公然わいせつ罪もなにもないだろう。よくある酔っぱらいの話ではないか。
こんなニュースがTV「速報」で流されるというのも、平和呆けの象徴なのだろうか。NHKの定時ニュースまでもが、このニュースを流したのにも驚かされた。

警察が彼の自宅を家宅捜査したが、これはあとで「薬物疑惑」とかマスコミで報道されるのを防ぐ、警察のアリバイ工作。結果として、薬物疑惑は一掃されたので、本人にとってはよかったわけだ。

それにしても今回の出来事は、各TV局ワイド・ショー番組の格好のネタとなってしまった。「…取材では、草なぎ容疑者は」「…赤坂警察署より現場中継」という調子で、レポーターは大騒ぎ。「格好のネタ」「おいしい画像」を追い求めるだけのTV報道が、またまた露わになった。





たまたま「SAPIO」最新号では、「テレビ”報道番組”は絶滅寸前」という特集を組んでいる。今回の「草なぎ剛」報道は、まさにこの特集が採り上げた問題点を象徴する出来事となった。


〈SAPIO特集の内容〉
SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [実態]社員は記者クラブでふんぞり返り厳しい現場は制作会社に丸投げする「殿様報道局」/鵜飼克郎と本誌編集部 6
本誌 3 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [視聴者]NHK特番『テレビの、これから』を凍り付かせた「浅野さん」発言とは?/西村幸祐 9
本誌 4 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [演出]「映像最優先」と「善悪二元論」が視聴者をミスリードする本質的構造だ/草野厚 10
本誌 5 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [内情]新聞、雑誌を見て東奔西走する今どきの“テレビニュース”の作り方/本誌編集部 13
本誌 6 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [タレント化]報道の現場も「見た目が9割」! 「タレントキャスター」ばかりが続々増殖中/窪田順生 16
本誌 7 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [公共放送]政府・与党に媚び、民放に追随するNHKに「年間2万7480円」の価値があるか/坂本衛