健康があれば何もいらない。
毎日が平凡に流れていく。
健康を取り戻し、当たり前の生活ができる今の幸せを痛感する毎日です。
今日のエッセイ
「緩やかに流れる平凡な日々」
退職後の妻と二人の生活、毎日、時が穏やかに流れている。
朝食後、犬の散歩から戻り、私は机のパソコンに向かう。家事が一段落した妻はこたつで編み物、傍らには愛犬が寝そべっている。十時と三時のお茶請けは、秋に漬けた野沢菜。そのうち、近くにいる孫が遊びにきて、しばしにぎやかな保育園。台風一過か、その後突然訪れる静寂に、いろいろと思いを巡らす。
これが平々凡々とした毎日の繰り返しだ。
でも、静かに降り積もる雪に目をやりながら、こうした幸せな時もいつしか永遠の彼方に忘れ去られていくのかと思ったりする。すべてがひとときの幻か、つかの間の浮き草のごとき人生なのだろうかと。であれば、なおさらこの緩やかな時間を大切にしたいと思っている。
何も言わない愛犬に話しかけた。皆が健康で生活できる今の幸せ、時が緩やかに流れる豊かさを。
毎日が平凡に流れていく。
健康を取り戻し、当たり前の生活ができる今の幸せを痛感する毎日です。
今日のエッセイ
「緩やかに流れる平凡な日々」
退職後の妻と二人の生活、毎日、時が穏やかに流れている。
朝食後、犬の散歩から戻り、私は机のパソコンに向かう。家事が一段落した妻はこたつで編み物、傍らには愛犬が寝そべっている。十時と三時のお茶請けは、秋に漬けた野沢菜。そのうち、近くにいる孫が遊びにきて、しばしにぎやかな保育園。台風一過か、その後突然訪れる静寂に、いろいろと思いを巡らす。
これが平々凡々とした毎日の繰り返しだ。
でも、静かに降り積もる雪に目をやりながら、こうした幸せな時もいつしか永遠の彼方に忘れ去られていくのかと思ったりする。すべてがひとときの幻か、つかの間の浮き草のごとき人生なのだろうかと。であれば、なおさらこの緩やかな時間を大切にしたいと思っている。
何も言わない愛犬に話しかけた。皆が健康で生活できる今の幸せ、時が緩やかに流れる豊かさを。