エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

もう咲き始めた福寿草

2006-01-29 | 日々の生活
 昨日、いわき市小川町の草野心平記念文学館に大河内一郎展を見に出かけた。
 (後日見学記を書きます。)
途中、磐越道の小野ICで下り、三和町の下三坂をめざした。数日前、この地区でもう咲き出した福寿草のニュースを見たからだ。
 一軒の農家で桑畑の斜面を見せていただくことができた。
見事に黄金の福寿草が咲いていた。元日草とも言われるそうで、暖かい土地では咲いて不思議はないのかと思った。会津では、山都町の群落が見事だが、たしか4月に入ってからだ。キクザキイチゲと一緒に雪の間に咲いていたのを思い出す。また、信州の四賀村の福寿草祭りも何回か行ってみたが、3月半ばではなかったかと思う。
偶然訪ねたお宅で、90歳になる老夫婦にお茶までご馳走になり、楽しい時間を過ごした。帰りには、野沢菜に似たお葉漬けをおみやげに頂いた。茎の部分がヘラに似ているのでヘラ菜とか体菜と言うらしい。
 帰宅して早速、福寿草の写真を添えて礼状を出した。
 袖摺り合わすも他生の縁なのか。