エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

穏やかな平凡な春を満喫

2007-05-21 | 日々の生活
                 《壁のように聳える 残雪の飯豊山》

4月から、上の4歳半の孫(お兄ちゃん)は8時に送迎バスで幼稚園に行き始めた。
帰りは2時半、もうすっかり慣れて元気で通っている。ママはお兄ちゃんを送って、12時までパートで仕事へ。午前中預かっていた二人の孫との生活も、今は3歳の孫(妹)と、妻と私の3人だ。
 10時のお茶は、最近は庭で過ごしている。家の中ではまだストーブをたいているが、今朝も庭の方が暖かくなった。今日は、お昼も帰ってきたママと一緒に庭で食べた。ともかく、下の孫は甘え放題、生活の中心だ。



 今日は、よく行く田園風景の中にある近くの公園へ行った。孫と遊びがてらにウスバシロチョウを見たかった。今年はまだ庭では見ていない。

 若松市内を眼下に見渡せる松長の高台から、遙か彼方に、残雪が美しい飯豊の山並みを眺めた。やわらかな薫風を頬に受け、田に水が入ったすがすがしい会津盆地をしばし眺めた。

 公園の周りの田の畦、小川の縁にウマノアシガタの群落が美しく咲いていた。ベニシジミがフクジュソウを思わせる光沢のある黄色い花弁の上で夢中に蜜を吸っていた。普通は、活発に飛び交い、なかなか写真を撮りにくいチョウだが、ゆっくりきれいな写真を撮ることができた。ハルジョオンには花ごとにコアオハナムグリが戯れていた。

 ベニシジミ

  コアオハナムグリ

 ウスバシロチョウは、数匹が今年もたおやかに舞っていた。ちょうど出はじめだ。トンボはシオカラトンボが飛び始めていた。今年もいつものポイントでの観察をそろそろ始めたいと思っている。