エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ゆるんだ雪

2011-02-07 | Weblog

 朝から大きな雪が舞っている。
庭に吊してある寒暖計は0℃、雪かきには心地よいそよ風が吹いている。
思えば、まだ2月が始まったばかり、また寒波が来るらしい。
 圧雪の私道は少し気温がゆるんだか、くねくね曲がったタイヤ痕が付き、雪がざけていた。
ちらちら雪の舞う中を、妻とスコップを手に柔らかくなった雪をけずりに出た。
 途中、小屋の屋根の雪が大量に道に落ちた。厚さは50cmを越える雪のかたまりが道路をふさいだ。
時間をかけてようやく取り除いたころ、待ってましたとばかりに車が下りていった。
くねくねハンドルをとられながら市道へ出て行った。そのあとを削られた雪をまた一通り削った。
 いつも雪をかたすこともなく、当然と行き来している住民に愚痴の一つもこぼしたくもなる。
 正直者が馬鹿を見る・・・、世の中こんなものかもしれない。
 転倒から10日になるが、まだ左手がよく上がらない。なかなかの重労働、すぐに息が上がてしまう。
雪がひどくなってきた、ひとまず引き上げだ。くたくたになってシャベルを引きずって帰った。
 
道路に面している近所の物置の雪の布団がまた大きくまくれていた。
 おもしろい雪の布団を写真に撮った。


 午後、分厚い氷が気になって1Fの屋根の雪を下ろしをした。と言っても、じいは肩が痛いので「気をつけろよ」と見守るだけ。
若くはない、同じように歳をとった元気な妻に感謝、感謝の冬だった。
 上れない2Fの積もったままの屋根の雪はいつ消えるのだろうか。




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