静かに降る雪の中、家族で絵ろうそくまつりに行ってきた。
今年は11,12の二日間、どうも一番人出の多い時間帯にぶつかったようで、かなりの人出だった。
今年は12回目を数えるが、年ごとにいろいろ趣向が凝らされていると思えた。
メイン会場は鶴ヶ城と御薬園だが、最近は街のあちこちの商店街にもろうそくが灯されているようだ。
市内の小中学生の作ったいろいろな切り絵をデザインした黒い紙の囲いがとてもきれいだった。
また、幼稚園や保育園児の絵で囲った灯籠も良かった。
毎年、絵ろうそくのほのかなあかりが灯る幻想的なたたずまいを楽しんでいる。
そんな雰囲気を写真に撮りたいと思うが、なかなか難しい。ストロボを焚かずに露出を合わせるのが難しい。
フラッシュをたくと雪の粒が美しく写るが、遠いお城は暗い。
「会津絵ろうそくまつり」は「ゆきほたる」と言うサブタイトルが付いているが、これは市民の応募による命名だそうだ。
観光客を楽しませるまつりでもあろうが、どちらかというと、「ゆきほたる」と言うように、はかない静かなたたずまいがいい。
多分、御薬園ではより幻想な世界が見られるのではないだろうか。来年は行ってみたいと思う。
いずれにしても、灯籠をはじめ、企画から制作までの実行委員会はじめ、当事者の苦労は大変だと思う。ありがたい。
来年は少しでもボランティアなどで協力できればと密かに考えている。
「会津絵ろうそく」は会津伝統工芸品の1つ、1本1本に菊、牡丹、藤などの季節の草花が色鮮やかに描かれている。
本丸入り口の露天で売られていた。