エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

きょうも健康に留意して

2011-06-30 | 健康
 辛い一日が過ぎた。突然の体調不良だった。
「災難は忘れたころに」だ。きのうは、ちょっとひどかった。
 3年前までは週に1度くらいの発熱、頻繁だったつらい症状も、最近はすっかり回復している。
 でも、やはり病人なのだ。普通に生活していると、そうした自覚を忘れることがある。
一夜明け、体調は戻ったようだ。しばらくぶりの警鐘、あらためて健康に留意したい。

いま、8年前の「闘病記」を開いた。
我が「闘病記」の表紙に
 「長い入院、療養の日々、毎日の心の動きをメモせざるを得なかった。
 病の回復を神に祈り、平凡でも幸せな明日を願うために綴った、私と妻、
    それぞれのノートのメモをここにまとめる。
 家族がそれぞれに「一つの病」を見つめた数ヶ月、その思いの一端をいつも
忘れたくないと思う。」
 また、3年前の10回目の再入院時の入院日誌の一節に・・・・・
  「今日も何もないようだ。無為に時間が流れていくようでいたたまれない。
   焦るな焦るなと言い聞かせてはいる。考えれば、これまでいかに無駄な時間を
   費やしてきたことか。そう考え納得するが、それにしても辛い。おまけに今日の
   快晴、病院の窓からこんな雲一つない秋空を眺めていることはもっと辛い。
   多少センチな気持ちにもなる。
   でも、道元曰く「三界は只心なり」どんな状況に
   あろうが、心の持ちようによって充実した人生があるのだ。そう勇気づける前向
   きな気持ちと、こうして惨めな気持ちが交錯する。
   急がずに、静かに落ち着いて世の中を眺めていきたい。天真に任せる。
   与えられた時間だと思い静養したい。静かに心をきれいにしようと思う。
   ・・・・・・・」

ときどき、「闘病記」を開き、病床での心を振り返る。
 辛い病床に日々、家族にかけた迷惑の日々を思い起して、常に健康に留意する生活を心がけたいと思っている。

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