エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

林の中を歩く

2013-06-03 | Weblog

 今日は、今度の森の会の活動「森で遊ぼう」の事前準備作業があった。

 集合9時、三々五々集まり始めた。

広場の回りには、ウスバシロチョウが舞い、日陰にはカワトンボが日向のビオトープ辺りにシオヤトンボが見られた。カエルはシュレーゲルだろうか。かなりの数が葉上で眠っていた。

   ニホンカワトンボ淡橙色翅型♀

 

 ジャガイモの茎を間引いた。サツマイモも根を張り順調に育っているようだ。  

 

今度の2回目のテーマは《ハイキングとちまき作り》、土曜日に子供たちと自然観察をする予定の約2キロほどの林間コースの下草刈りと倒木の撤去をした。

 山道のクマザサを刈って進んだが、柄の長い鎌は結構重くて背中が痛んだ。  小休止! 草刈り中の林の中は空気がおいしく感じられた。  

 道をふさぐ樹齢30年もあるマツの倒木をのこぎりで切った。そして危ない木の株をノコギリやナタで削った。

 下草には、チゴユリやヒトリシズカ、フタリシズカドクダミの群落が目立った。途中途中で、いろいろな木々の名前を学んだ。

 木の標識が食いちぎられていた。クマの仕業、塗料の香りが好きだと聞いた。

 

 ヒトリシズカ フタリシズカ

 約2時間、たいした作業ではないが、昨日の遊び疲れが出たか、はたまた歳のせいか、・・・息が切れた。  

 遅れて広場へ下ると、先に到着の7メンバーはちまきの紐の結び方講習があったようだ。  まっ、いいか!。当日は 子供たちと一緒に教わろう。

 よく見る栗の枝の瘤、枯れた枝がクリタマバチによるものと、会長さんに教えられた。  

 ネットでクリタマバチを調べた。

 【膜翅目タマバチ科の昆虫。クリの大害虫。雌だけで繁殖し,雄はまれ。成虫は黒色で体長約3mm。年1回の発生で6~7月に羽化し,クリの腋芽(えきが)の内部に産卵する。若齢幼虫で冬を越し,翌春,幼虫が発育を始めると,その芽は肥大して虫こぶとなる。虫こぶは直径が1cm以上に達するものもあり,中に数匹の幼虫が入っている。虫こぶとなった芽は,葉の展開が妨げられるので,多数寄生された場合はクリの生産に影響し,さらに木全体が枯死することもある。】

 家に戻ると、どっと疲れが出た。遅いお昼に冷たいビールが付いた。