サルスベリ咲く
6年生の孫から、夏休みの理科研究に使うザリガニを捕りに行ってと頼まれた。
休み前に先生に堤出した計画書を見ると、食べ物の違いで青色のザリガニを育てたいと言う。
「これは無理だよ!遺伝的なものだから」と話し出したが、本で読んだという。
普段は歴史書ばかりに興味のある武くんがやる気満々、ジイは気が進まなかったが重い腰を上げた。
昔、5~6年前に孫たちとザリガニ採りに行った田んぼへ行ってみた。田の脇の水路を探したが全くいる気配がなかった。
車を移動させながら何カ所も探したが、見つからなかった。
何人か、農作業している人に聞いたら、最近は見かけなくなったという。どうも除草剤のせいじゃないかという結論に納得した。
あきらめて帰ろうかと思った矢先、ある内に引かれた底が土の小川に小さいザリガニを見つけた。
ようやくザリガニ発見、武くんは俄然元気付き、あちこち網ですくった。
田に流れる水路は今ほとんどがコンクリートのU字溝で、水の流れが速い。底にはザリガニはいない。
小さいザリガニ2匹に次いで、大きい赤いザリガニも見つけ、合計4匹をゲットできた。
エアーポンプ 濾過器設置 濁りが取れない
家に戻り、飼育水槽の準備を手伝った。 水槽に軽石を敷いたが、濁ってしまったので濾過装置を付けた。そのうち澄んでくるだろう。
浮かべたホテイアオイの根を早速漁っていた。
今日は計画の概要を聞かされたが、ピンと来ない。でも、水泳練習や大会、ボーイスカウトのキャンプやらで多忙な武くん、やれる範囲で観察すればいいと思っている。
興味を持ってやろうとする気持ちを大切にしてやりたい。
庭の花も暑さにめげずに精一杯咲いている。
今日から8月だ。