先日トド伯父さんから、純米酒、会津娘『つるし』を頂戴した。
先ず、いただいた4合瓶はまるでどぶろくを包むように新聞紙にきれいにくるまれ、「つるし」のラベルが下がっていた。トドさんが包んだのだろうか?。疑問が残る。後で聞いてみたい。
ラベルには「会津娘 純米無濾過」「つるし」「酒袋を吊るし、しずくをあめたしずく酒。橋酒造より」とあり、蔵出しNoがふってある。
この「つるし」、ネットで調べたら、出来上がったお酒を瓶詰し、一回だけ火入れしたのち蔵で低温熟成させたとあり、そうは作れず夏限定の人気の純米酒で、いつもは予約で完売らしい。そんな情報はからきし疎いが、トドさんは何本か購入と言っていたから、かなりの通だ。
ご飯を待てずに、早速冷えた「つるし」を晩酌にいただいた。聞き酒の才能はないが、とてもおいしいお酒だった。
実は会津娘は伯父が飲んでいたお酒、もう40年も前にそれを真似して10本単位で購入していたお酒だ。その頃はたしかまだ1級、2級酒の表示だった。
いつも安い酒を飲んでいるが、何本か高級な酒の在庫がある。もったいなくて飲めないのだが、早めに開けようと思っている。
呑兵衛だが、最近は少し量を控えたいと思っている。
「秋の夜長」の牧水の歌が浮かんできた。
美味しい酒を、静かに、しみじみと、じっくり味わいながら飲みたいものだ。
トド伯父さん、ごちそうさまでした。