エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

テングチョウ 庭で初見

2016-03-28 | 自然観察

  

穏やかな春を迎えた。午前中はずっと庭で過ごした。

我が家の初チョウはテングチョウだった。昨日見かけたが、確認せず。

近づくと舞う、また地面に止まる。息を殺して近づきクローズアップレンズで撮った。我が家の林で冬を絶えたのか。

愛おしいテングチョウ、温かい春の陽をいっぱいに受けて、鱗毛が緑色に輝いている。

数日で古希を迎える。

そのときどきの命を見つめる楽しさ。どうか、しばらく、この無上の楽しみを与えたまえ。

     トサミズキ

数日前、オオイヌノフグリにニホンミツバチが来ていたが、今朝はパット開いたミスミソウに、ヒラタアブの仲間が無心に蜜を吸っていた。

      

   気づかずにいた白加賀も咲き始めていた。、チンチョウゲも開いた。

首を長くして待っていたクリスマスローズ、茎が伸びて下向きに花を開いた。待ちきれずに手で頭をもたげて写真を撮った。

A先生から送られてきたノラボウだろうか、紫の花が開いていた。また、あちこちの移植したプリムラが咲き誇り、もうイチゴの花も咲いていて驚いた。
 

          

      

     

    

 豊後梅   

昨年秋に移植したツルフジバカマの新芽が伸びていて嬉しかった。移植は簡単にできる。

今年はヒメシロチョウの発生はいつもより早いかも知れない。

  ツルフジバカマ      クサフジ

 

昨日、冬の間風防室に取り込んでいた鉢物を庭に出した。

寒さを心配していたが、奥の方に置いた鉢は水不足で枯れているものもあった。

ギンギアナムやデンドロビューム、ゼラニュウムは花芽が膨らんでいて嬉しくなった。

すっかりほこりがたまっていた造花をきれいにした。布の豪華な黄色いバラは、バケツの水で丁寧に洗った。

紙粘土製野のユリの置物は、ブラシでほこりをぬぐった。見違えるようにきれいに明るくなった。それぞれ思い出の品、あれから10年、20年になる。